2011-08-24
世田谷区の予算は
本日、ある方に「政治って何のためにあるんですか」という質問をされました。
人々が暮らしていくためのルールをつくるため。
良い社会をつくるため。
利害や対立を調整するため。
・・・
たくさんの答えがあると思います。
「お金の使い道を決めるため」
という答えもありますよね。
高齢者の福祉のために使うのか。
少子化対策に使うのか。
ロケットをつくるために使うのか。
土地を耕すために使うのか。
お金の使い道を決めるのも政治の役割です。
本日、世田谷区の平成23年度補正予算案の概要説明がありました。
補正予算とは、当初予算では対応できない突発的、緊急的な歳出が必要になった際に、組まれる予算。
平成23年度の世田谷区の当初予算は2,489億4千4百万円。
今回の補正額は8億5千万円です。
中身をみると東日本大震災への支援など、震災関連が大きな割合を占めています。
文字通り、当初予算で想定しなかった歳出が対象です。
さて、補正予算に対する議論が終われば、もう来年度の予算の議論がはじまります。
現在、世田谷区は年々、基金(区の貯金)を取り崩している財政状況。
平成20年度末に742億円あった基金が、23年度末の見込みで515億円。
このままいくと、数年で基金を使い果たしてしまう勢いです。
先ずは「一円たりとも税金を無駄遣いさせない」こと。
そして、行政改革。
区民の生活を守るために、厳しい目で予算のチェックを行う。
議員が果たすべき大切な仕事です。
【世田谷区の予算はこちらでわかります】
↓
http://www.city.setagaya.tokyo.jp/030/pdf/32682_2.pdf
関連記事
新型コロナワクチン接種会場へ無料シャトルバスが走ります。大蔵第二運動場での接種予約枠が比較的取りやすい状況にあります。ご利用ください。 国内で新型コロナウイルスが確認されてから1年。治療薬、ワクチンなど光明も差しています。 世田谷区立中学校で「不適切な指導」。3人の教師が指導を聞かなかった男子生徒の体を押さえつけるなどし、足や指に全治2週間のけが。 その時、どこに逃げる?今朝(7/28)の東京新聞の記事を見てあらためて。桃野が6月に議会で取り上げた「ミサイル攻撃時の避難施設」について。 災害対策は命の問題。「ちゃんとやってます、ご安心を」の答弁が「実はできてませんでした」と簡単に覆ってしまうとは。
コメントを残す