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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2020-05-10

新型コロナ対策、一人10万円の給付金。「困っている度合いの強い人から先に」と区長が決めれば良いだけの話なのに。

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。
国民全員に10万円を給付。

令和2年4月20日に閣議決定された「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」で示された特別定額給付金について、世田谷でも申請手続きが始まっています。
最終的には国予算で行われる事業(補助率10/10)ですが、先ずは世田谷区が予算措置をします。
事業費の見込みは以下。
・給付金は約924億4千万円
・事務費は約7億7千万円
世田谷区としては、すべての区民に迅速かつ的確に給付しなければなりません。
5月 2日 オンライン申請受付開始
5月15日 区のおしらせ 区広報板(給付金申請周知)
5月22日 区のおしらせ特集号(全戸配布
5月25日 コールセンター設置
5月下旬 申請書郵送発送 申込受付開始
6月初旬 給付開始
8月27日 申請期限
5月2日の東京新聞の記事「今月中に10万円給付・・・29市」に、県庁所在地の支給開始時期が記載されていましたが「5月中」としていのは以下。
青森、盛岡、仙台、秋田、山形、福島、水戸、宇都宮、前橋、千葉、金沢、甲府、長野、岐阜、津、神戸、奈良、和歌山、松江、岡山、山口、高松、松山、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、宮崎。
神戸市は人口約150万人の自治体ですから給付に伴う事務量も膨大だと思われますが、5月中の給付開始と迅速です。更に上記記事によると神戸市は「申請書類の郵送を子育て世代から始めるなど、必要なところにより早く届くようにしたい」としています。
一方で人口約92万人の世田谷区。
先の企画総務委員会で桃野は「区民の状況はそれぞれ、困窮の度合いに合わせて優先的に給付を進めるべき。他自治体では取り組んでいる。世田谷区もそうすべき」と区に求めました。
例えば23区の事例で言えば、江戸川区。
特別定額給付金の申請について】(江戸川区のサイト)
スクリーンショット 2020-05-10
企画総務委員会で桃野が他自治体の例も挙げて、世田谷区に「緊急度の高い方は優先的に10万円給付を」と対応を求めた際、所管課長の答弁は以下のようなものでした。
・今のところ世田谷区ではその対応は考えていないが、何らかの形で早められるか検討している
・次回の委員会で中身が示せるよう検討を進めたい。
次回、5月14日の企画総務委員会で何らか実のある取り組みが出てくるといいのですが、、、。遅いとは言え、何もしないよりはいい。
世田谷区(人口92万人)よりも大変な事務作業となる神戸市(150万人)、同じ東京の特別区の中では江戸川区が「困っている方には早く給付する」という考え方で給付事業をスタートしています。
世田谷区長は、もっと真剣に困っている方のことを考えてほしい。
新型コロナウィルスのPCR検査についても、3月の予算特別委員会で「区長が検査を増やしたいなら、自身の権限で増やせる。自身が増やしたいと思うなら増やすべきだ」と、具体的な仕組みも挙げて区長本人に迫りましたが、未だツイッターで「PCR検査が増えなかったのは国のせい」とトンチンカンな政府批判ばかり。
区長なんだから、まずは自分の権限と責任で取り組めることに全力で取り組むべき。自分がやることをやった上でなら、批判を他に向けることもあるでしょうけど。
「給付金は困っている度合いの強い人から先に」だって区長がそのように決めれば良いだけの話です。
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