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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2017-02-19

誰を呼び、何を聞くのか。東京都議会の力量が問われます。

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世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
豊洲市場問題。
東京都議会は、いよいよ「百条委員会」を設置して、石原慎太郎元都知事への出頭を求めるようです。
関連記事はこちら(yahooニュースより)
これまでもブログでご紹介してきましたが、この百条委員会は、地方自治法の第百条に基づく、いわゆる「百条調査権」の行使のために設置される委員会。百条調査権は、国会で言えば「国勢調査権」に当たるもので、議会に与えられた大きな権限です。
百条調査権。
都道府県や市町村の事務について議会が調査をするために、首長やその他の執行機関に質問したり資料の提出を要求するだけでなく、関係人の出頭や証言、記録の提出を請求することができます。さらに、これらの者の虚偽の陳述、証言拒否、不出頭、記録の不提出に関しては議会が告発することとし、制裁として、6ヶ月以下の禁錮又は10万円以下の罰金、あるいは3ヶ月以上、5年以下の禁錮の刑に処するとされます。非常に大きな権限であり「伝家の宝刀」と言われることもありますね。
2013年、医療法人徳洲会グループからの資金提供問題で議会から追及を受けていた猪瀬都知事は、この百条委員会の設置が決定的になったことから都知事の職を辞任をすることとなりました(設置される前に猪瀬都知事が辞任)。
さて、今回の百条委員会設置の目的は、豊洲市場の土地購入から「盛り土問題」までの経緯を検証するためということになるでしょう。都議会選挙(本年7月)も近いタイミングですから、都議会各会派、相当の気合いを入れて本件の追及を行うことが予想されます。都民の関心も高いですしね。桃野も都民として、ここは都民の付託を受けている都議会議員にしっかりと仕事をしてもらいたいと思います。
■豊洲は安全なのか否か。
■豊洲市場の土地購入は適切だったのか。
■盛り土問題はなぜ起きた?
安全性については、科学的な検証により探ることになるわけですが、その他の観点については、石原元都知事やその側近の方々が赤裸々に語ることで明らかになってくる部分も多いのでは。
誰を呼び、何を聞くのか。東京都議会の力量が問われます。

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