現在、世田谷区で確認されている「遺跡」は約330カ所。この太古のロマンをもっと活用できないかという提案です。

2016.10.12

世田谷区議会議員、桃野よしふみです。

決算特別委員会、桃野の質疑内容からは最後のご報告。
「文教」領域で取り上げたテーマ、区内で発掘される遺跡の活用について。

世田谷区内、実は旧石器時代、縄文時代、古墳時代などの遺跡がたくさん出土します。
現在区が「埋蔵文化財が包蔵(ほうぞう)されていると確認されている又は包蔵されていると想定している」いわゆる遺跡は世田谷区内に約330箇所。

その中には、広く人が住んでいた痕跡のある地域もあるのですが、それらも含めて、遺跡のある(又はあるだろうと思われる)場所で何らかの建築工事等が行われる場合、事前に遺跡調査が行われることになります(全てのケースではないですが)。

現在、本格的に遺跡調査が行われる例というのは、それでも区内で年間5件ぐらいはあるそうなので、その結果をもっと広く告知し、現地見学会などを積極的に行ってはどうかという提案です。

例えば、ブログで既報ですが、小田急線の成城学園前駅南側1.2kmほどのところで行われた「下神明遺跡」の現地見学会。これは6月に桃野も参加し、非常に面白かった。この下神明遺跡からは、縄文人が、獣を捕らえるために作った落とし穴(わな)や、竪穴式住居跡、土器片などが出てきています。駅からも近く、もっと広く告知がされれば多くの方が見学会に参加できたのではないかなと思うな。おまけにここは区立小学校のお隣。子ども達の授業にも活用できたのではないかなとも思う。

現状、このような見学会が開かれる例は年間1、2件というのが実態。
それも広く告知されてのものは皆無です。

全ての遺跡を保存しておくことは現実には難しいでしょうし、そのほとんどがやむなく埋め戻されてしまうことについては理解できるのだけど、せめて埋め戻す前に様々な学びの場として活用しようよ、というのが今回の提案です。質疑では、区側から「今後は機会をとらえて実施してまいりたい」とまあ、どっちつかずの答弁。

正直、この手の提案も一回ではなかなか前に進まないのが行政。
太古のロマン。世田谷区の子ども達、そして子ども達だけでなく、多くの方が触れられる環境が整うよう。

今後も引き続き、提案を続けたいと思います。

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