学校は防災をやってる暇は無いの!? 「こども守る会」の皆さん他と。

2011.10.20

今日は、午後から目黒へ。
みんなの党・衆議院5区支部長・三谷英弘さん、目黒区議会議員・秋元かおるさん、そして世田谷区議会議員・桃野よしふみの3人で、「世田谷こども守る会」の皆さん、目黒の子供を持つお母さん方と、意見交換をさせていただきました。

皆様、お子様をお持ちのお母さん方ですから、日中も何かとお忙しい。
それも、昼食時の時間帯。
にも関わらず、8名もの方に集まっていただきました。
心より感謝です。

世田谷区、目黒区で暮らす中で、普段感じている事を、忌憚なくお話して頂きました。
当然、弦巻で発見されたホットスポットに対する行政の対応なども話題に。

区民の皆さんの、放射能対策や防災への思い、その要望について。
世田谷区や目黒区がどのような対応をしているか。
どのような態度をとっているか。
赤裸々に知る機会になりました。

端的に言ってしまえば、行政が、今日いらした皆さんの信頼を得ているとは、とても言えません。
私も議員ですから、区が、限られた人員、限られた予算の中で対応をしなければいけない現状は、良くわかっているつもりです。しかし、今日伺った話の多くは、それ以前の問題でした。

災害対策に関して、今日うかがった話を一つ挙げましょう、
保護者の方と、某小学校の校長先生とのお話。

保護者の方が、学校で防災マニュアルを持っておくべきではないかと意見した際の返答。
(驚くことに実話だそうです)

【校長】
マニュアルを作ったところで、4月の引き継ぎの忙しい時に、そんなことまで引き継ぐ暇もないのが現状なんです。
それに、私は、もういなくなる人間ですから。
正直言って、学校というのは、教育が第一義的に重要であって、防災をやっている暇はないんです。
防災なんて、生活指導の一部に過ぎない・・・(以下略)

【保護者】
えっ、いなくなるってどういう事ですか?

 【校長】
私は、あと、1年もいないかも知れませんよ。
いてほしいとは言われてますけど。
それだってどうなるか分からない。

【保護者】
そんな事おっしゃらないで、先生、お願いします。
入学式でも校長先生が、「何でも言ってきてください。校長室のドアはいつでも開いてますからいつでも来てください」とおっしゃるのを聞いて、この先生にはいろいろ相談できる、お願いできると思っているのですから。

【校長】
まあ、今後、そういう防災の話を全くしないと言っている訳ではないですよ。
ただ、その時間がないってことはお伝えしたい。

(会話は続く)

私は、この場に同席したわけでもありませんので、詳細な雰囲気まではわかりません。
しかし、この話を聞く限り、校長先生が防災対策から逃げようとしているように感じます。
校長先生が「学校というのは、教育が第一義的に重要であって、防災をやっている暇はない」と言い切ってしまう学校に、子どもを預けるなんて恐ろしい話ですよね。
子どもの安全確保が教育の前提だというのは誰しもが分かる事だと思うのですが。

例えば、手が回らないのであれば、
「防災マニュアルの重要性は承知しているが、残念ながら手が回らない。区にマニュアル作成の支援や必要な予算の要望を行っていく」というならまだわかります。
しかし、「何もしたくない、できれば、保護者の要望に向き合いたくない」というなら、恐るべき危機意識の無さ。
首都圏直下型地震への備えはもはや常識です。

他に、今日のお話の中で、心に強く残った言葉のいくつかを。

「行政は、先ず、放射能と向き合うという事ができていない」
「これからは、放射能対策が自治体のブランディングに繋がるのではないか」
「満点を求めると中々進まない。不十分でもいいから、先ずは進めてほしい」

どれも心に響く言葉です。
議員として、その声を区政に届けていきたいと思います。

■世田谷の「こども守る会」の皆様、目黒のお母様方と。

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