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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2011-10-08

「知らせない」ことが、そもそも罪じゃないでしょうか。

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本日は、世田谷区立喜多見小学校の40周年記念式典にお邪魔しておりました。
創立40周年というと、昭和46年生まれの私と「同い年」。
喜多見小学校は昭和46年に起工式が行われ、開校したのは昭和47年4月1日です。
自分の人生と同じ歳月を歩み、多くの方が巣立っていったんだなと思うと感慨もひとしお。
今日の式典には、卒業生、PTA、地域の方など多くの方が参加されていました。
中には、昭和50年に着任された2代目の校長先生、安本百合子氏の姿も。
お元気そうな様子で、今の喜多見小学校の子どもたちを笑顔で見つめていらっしゃいました。
挨拶に立った多くの方が、心のこもった話しぶりで、この小学校にまつわる思い出や、思い入れを語っていらっしゃいました。
地域に愛され、支えられている良い学校だなというのが、私の偽らざる感想です。
そして、式典に参加していた子どもたち。
素晴らしかった。
きちっとした姿勢、はきはきとした話し方。
はっきり言って、大人のスピーチを立ったり座ったりしながら、何度も聞かされるのは辛いと思うんですよね。
私も子どもの頃そうだった。
でも、今日の子どもたちは本当に気持ちの良い、姿勢で式典に臨んていました。
素晴らしい。
教職員の皆さん、地域の皆さんの教育姿勢も素晴らしいのだと思います。
続いて、祝賀会では、地域の方、校長先生、教育委員会の方など、色々な方とお話をさせていただきました。
中には、「駅で立ってるのを、よくお見かけして、ずっと応援してたんです」と嬉しい言葉をかけてくれる方も。
そして、放射線量が高い(いわゆる「ホットスポット」)、川場村への移動教室(世田谷区の全小学校5年生が対象)についての熱心な質問も受けました。
「多くの保護者の方が、川場村の放射線量が高い事を知らない、しっかり事実を周知させてほしい、そうでないと、親は何も判断できない」というご意見も頂きました。
親として、当然のご意見です。
我々の会派は、「川場村移動教室の中止と、川場村支援を通じた新たな絆づくり」を区長に強く訴えております。
これについて、区長は「川場村移動教室は危険性は低い」との答弁。
我々の会派はこれについても納得はしていませんが、少なくとも、川場村の放射線量について、周知を進めることは大前提だと思います。子どもたちの笑顔をみるにつけ、親御さんとお話をするにつけ、そんな思いを強くした一日でした。
区長、一刻も早い決断を。

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