子育て支援

2010.11.04

 東京都のウェブサイトに平成21年の東京都の合計特殊出生率に関するデータが掲載されました。
 東京都全体でみると、合計特殊出生率1.12という数字になります。
 合計特殊出生率とは、「一人の女性が生涯に平均で何人の子供を産むか」という数字。
 仮に、人口における男女比が同じだと仮定すると、合計特殊出生率が2であれば人口は横ばい、逆に2未満だと人口は減少局面ということです。
 
 23区の数字を見ると、数値の高い方から、《1》江戸川区(1.35)、《2》足立区(1.34)、《3》葛飾区(1.30)。
 低い方から《23》杉並区(0.82)、《22》目黒区(0.83)、《21》渋谷区(0.85)となっています。
 比較的東京東部の区の数値が高いようですね。
 
 どういう街で出生率が高くなるのでしょう。
 一つには、ファミリー層が魅力を感じる街ということではないでしょうか。
 子供を安心して育てられる治安環境、安全な交通環境、いざというときに頼りになる病院が近くにあるか、適切な教育、保育サービスが受けられるか。
 こんなことが出生率を上げる大事なポイントになるかと思います。
 では、なぜ出生率を上げる政策が必要なのか。
 地域の活性化の為というのも一つですね。
 お年寄り、働き盛り、新しい文化の担い手たる若者、未来をつくっていく存在である子供たち。
 おのおのの住民がバランスよく存在することで将来に向けた発展が期待されるのです。
 一定の子供達が誕生しなければ、やがて若者が減り、大人が減り、お年寄りが減ります。
 
 食べ盛りの子供達が居て飲食業が盛んになる。
 勉強盛りの子供達が居て教育産業が大きくなる。
 柔軟な発想の若者達が居て新しいカルチャーが生まれる。
 その産業、商売を担っていく大人達が居る。
 良い知恵を授けてくれる経験豊富なお年寄り達が居る。
 今回の調査では、世田谷区の合計特殊出生率は0.90で、23区の中で18位でした。
 生みたい人が安心して生める街に。
 そんな観点を持ったまちづくりについて考えてみたいと思います。
 
 
 

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