”行政と健全に対峙する”という態度を持てない議員は、議会の役割を理解できていない議員

2015.04.15

桃野が、駅頭活動などをしていて「あなたは、区長与党なのか?区長野党なのか?」といった質問を受ける事が有ります。

「桃野は与党でも野党でもありません」
でも、このあとには、少し説明が必要かもしれません。

朝の慌ただしい時間に駅前でゆっくり話を聞いて下さる方はそう、多くありません。
なので、十分に説明できる事は少ないのですが、桃野は「地方議会には与党も野党もありません」「行政の仕事ぶりを有権者代表としてチェックしていくのも大切な議会の機能」「行政と健全に対峙することなく、区長に対して”与党のように”ふるまうことは、議会の権能の放棄です」といったお話をしています。

議会といえば「国会」を思い浮かべる方が多いと思います。
上記のような質問も国会のイメージからでしょう。
でも、国会と地方議会はその仕組みが決定的に違います。
国会は、国会議員を選挙で選び、その国会議員の中から国会内で行政機関のトップ(総理大臣)を選ぶ議院内閣制。
地方議会は、行政期間のトップ(例えば世田谷区長)と議員を別々の選挙で選ぶ二元代表制です。
地方議会に与党も野党もありません。

地方議会が果たさなければならない役割のうち大きなものに「予算の決定・決算の認定」があります。
簡単に言えば、皆さんの支払った税金がムダに遣われていないか。必要なところに必要なお金が配分されているか。これを議会がチェックするということです。
税金の使い方を”チェックする”わけですから、予算の中身や執行に対して厳しい目で(ある意味、行政側を批判的に見て)議会で取り上げて行かなければ仕事になりません。
そう言った意味でも”行政と健全に対峙する”という態度を持てない議員というのは、そもそも議会の役割を良く理解できていないと言わざるを得ないでしょう。

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