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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2011-08-14

「ドリーム ジャズ バンド」は世田谷区の中学生達です。

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本日は三軒茶屋にある世田谷パブリックシアターへ。
「日野皓正presents ”Jazz for kids”」のライブにお邪魔しました。
主役は、今年で7年目を迎える「Dream Jazz Band」。
通称ドリバン。
世田谷区の中学生46名によるJazz Bandです。
音楽の経験者だけでなく、演奏経験のない中学生も含めたメンバーです。
Jazzの演奏を楽しみ、人の輪をつくり、音楽を通じて成長をしていく。
世田谷区教育委員会主催の体験学習授業で、今年で7年目を迎えます。
校長は日本を代表するジャズトランペット奏者の日野皓正さん。
校長以下の指導者は全て、プロの世界で活躍するミュージシャンです。
いわゆる「普通の中学生」が努力の末、プロが驚く演奏を見せるようになると言います。
私も、本日、会場で演奏を聞かせていただき、本当に感動しました。
素晴らしい演奏です。
思春期独特のはにかんだ笑顔、みるからに引っ込み思案の若者たちも含まれている中で、チームワークよく、演奏が進んでいきます。
そして、なによりも、その音楽のパワー、そして演奏を心から楽しむその様子に心を奪われました。
メンバー達は、3か月半の間に、仲間と共に一つの目標を達成する充実感、あきらめずに努力することの尊さ、多くの人に感動を与える喜びなど、多くのことを学んだと思います。
演奏を聴きながら、中学生たちの生き生きとした人生の息吹を感じることができました。
そんな中、演奏の合間の日野皓正さんの、あるお話が心に残りました。
ややもすると、演奏のうまい子供、手が早く動く子供に注目がいきがち。
でも、本当はそうじゃない。
「これは、すごい」っていう音を出す子供が時々いる。
この中にもいます。
でも、それは我々(たぶん一流Jazz menという事だと思います)にしかわからないんです。
という意味のお話。なるほど。
やっぱり一流にしか見えない一流の才能ってあるのかもしれません。
だとするならば。
その才能が見いだされ、その持ち主が世に出ていくチャンスをつくるのは大人の責任でしょう。
そういった視点からも意味のある活動だと思います。
世田谷区から世界へはばたく子供たちの未来に。
今日は本当によい演奏を聞かせていただきました。
ドリバンのみんな!これからも頑張って!

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