世田谷区民意識調査。78.2%の区民が「世田谷区内の農地は残した方が良い」と考えている

2014.04.22

世田谷区民意識調査2013(平成25年5月調査)より。
「区内の農地を残して行く事に対する考え」の項目をみると「世田谷区内の農地を残して行く事についてどう思いますか」という問いに対して「できるだけ多く残した方が良い」と答えた方の割合は49.4%、「ある程度は残した方が良い」は28.8%という結果でした。
この両方を足すと、78.2%の区民が「農地は残した方が良い」と考えているということですね。
ちなみに、前回調査(平成20年6月)では同様に「残した方が良い」という意見は全体の87.8%でしたので、約10ポイントのダウンという結果ではありますが、いまだ農地保全に対する区民の意識は高いと言えるのではないでしょうか。

世田谷区の農業は江戸時代以降、大消費地の近郊の生産地として栄えてきました。
世田谷区の農家戸数や農地面積は年々減少しているものの、未だ23区内では練馬に次ぐ農地を抱えた区で、平成25年時点で367戸の農家が農業を営んでいます。

農業は、四季に応じた景観を地域に与え安らぎをもたらしたり、雨水の浸透などで環境を保全したりといった価値を有しています。
食や農の大切さを学ぶ教育の場にもなりうるでしょう。

世田谷に限らず、東京23区において農業は、昭和30年代以降は急激な都市化、地下の高騰による税金の負担、他県の大型産地化による競争の激化などの環境変化の影響を大きく受けています。

世田谷区において農地、農業従事者は減少の一途。

一方で、区民意識調査からも読み取れますが、我々の子ども達、次世代にも、身近に”農業を感じることができる””農に触れる事が出来る”世田谷区を残して行きたいという思いを持つ区民は多いのではないでしょうか。私もその一人です。
区内農産物のブランド化、地域に開かれた農園としての活用など農地保全について、行政とともに知恵をしぼり取り組んで行きたいと思います。

■世田谷区の農のある風景

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