我々の会派の代表質問(大庭正明幹事長)より。 「世田谷ナンバーのアンケート調査について」

2013.09.24

本日のブログは、我々の会派「みんなの党・世田谷行革110番」の代表質問(大庭正明幹事長)より。
「世田谷ナンバーのアンケート調査について」の質問をご報告します。
(以下質問の趣旨です)


世田谷区長が壇上に上がり、華々しく決起大会を開催したのが3月、そして区民の意向を調査するといって区がアンケートをしたのが4月、導入を申請したのが6月と、事をすすめるのがあまりにも早い。その間、区民周知はどれほど進んいたのでしょうか。
「全く聞いた事がない間に事が進んでいた」という人もいれば、「品川ナンバーが好き」という人もいれば、「世田谷ナンバーを望む人」もいるでしょう。人それぞれです。

そういう人それぞれの価値観があることを、しかも、どうしても必要なことでもないのに、業界団体の要請を受けたというだけで、選挙のノリで、無神経にやってしまった世田谷区長。しかも本件は区長が先頭に立って、署名活動など区役所総動員で行っています。
実はそういうことを嫌う世田谷区民は多いのではないか。
しかも今、区は「世田谷ナンバーの効果的な活用は今後、区民の意見・提案をいただきながら考えます」というなど、目的すらもあいまいな態度です。


4月のアンケートの時点で世田谷ナンバーのことを選択性ではなく、全てのナンバーが「世田谷」になると知っていた人はどれほどいたでしょうか。
今月の9月4日と5日にかけて世田谷区在住の方を無作為抽出し、㈱クロス・マーケティングという調査専門会社が行ったデータがあります。
1,160名への調査結果で、これは賛成か反対かという質問ではなく、「品川ナンバーから世田谷ナンバーに変える必要性、必然性を感じるか?」という質問ですが「感じない」「あまり感じない」は73.5%という結果が出ています。さらに「品川ナンバーと世田谷ナンバーを選べるとしたら?」という質問に対しては「今のまま品川で良い」が71.7%と出ているのです。
そして「世田谷ナンバーは地域振興、世田谷ブランド向上、区民の誇りに結びつくか、あなたの考えに近いものをお選び下さい」との質問には「余りそう思わない」が27%、「そう思わない」が23%、「分からない」が21%で、「ややそう思う」は19%、「そう思う」は9%という結果が出ています。


区長は4月30日の記者会見で「区民の8割の賛成に手応えを感じる」と発言(5月5日の毎日新聞)をしています。この発言は4月のアンケート調査にもとづいてのことだと思いますが、このアンケートは統計学的には意味を持たない結果だということは明らかです。
区はこのアンケートを「区民意識調査と同様の調査方法でおこなったアンケート」と言っていますが、標本母数には異常な偏りがあります。
本当に区民意識調査と同じ調査方法なら、回答者1,984人のうち20代の回答者がわずかに3人ということはあり得ません。回答者の99.6%が世田谷区在住10年以上ということもあり得ません。
計学的に言えば、ゼロに近い可能性で、あり得ないことはないのですが、そんな偶然が起きた調査結果は信憑性が無い、ということで、使えない数字ということになります。


そして区長の答弁はというと・・・
アンケート調査の結果の信憑性については何も答えず。
「世論調査と署名活動、街頭キャンペーンもある」
「他の自治体に比べていち早く周知を進めて来た」
「(アンケートに偏りがあることは認めつつ)総合的に判断が下された」
との答弁。
何度聞いても「アンケート調査の結果の信憑性」についての答えはありませんでした。


我々の会派は何度も言って来ましたが、導入に向けて非常に大きな材料になった「アンケート」についての疑義を感じています。
区長は、相変わらず”頑な”ですが、世田谷ナンバーの導入は一旦撤回し、区民周知と区民ニーズの把握を先に進めるべきと強く迫って参ります。

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