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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2012-12-06

世田谷区の、区民サービスが次々と「値上げ」です!

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世田谷区議会本会議。
本日は、議案の採決が行われました。
多くの議案が採決されましたが、特に区民の皆さんに注目頂きたかったのは、様々な「新たな区民負担」の導入です。
・学童クラブの有料化
・保育料の値上げ
・地区会館利用料(集会室、ホールなど)の値上げ
・地域体育館、地区体育室利用料の値上げ
・大蔵第二運動場利用料の値上げ
・千歳温水プール利用料の値上げ
・総合運動場利用料(トレーニングルーム、野球場、サッカー場など)の値上げ
などなど。
区民にとっては、値上げ、値上げのオンパレードです。
私は値上げ自体を全面的に否定するつもりはありません。
しかし今回の値上げはどうもおかしい。
例えば値上げ分を原資として、学童クラブで働く方の待遇が良くなるわけでも、保育園の保育の質が上がるわけでもありません。
もちろん各施設がリニューアルするわけでもありません。
私も含め、我々「みんなの党・世田谷行革110番」はこれらの議案に反対しました。
これまで数々追及してきましたが、区の仕事には様々な「税金のムダ使い」があります。
外郭団体との随意契約の問題、一般職員用に配備されている8台もの運転手付の公用車、天下り会社への不可解なお金の流れなどなど。
新たに区民負担を強いる前に、先ずは自らが「オイシイ思いをしている」ことを改めるべきです。
そして区職員の人件費の問題。
国家公務員が給与を平均7.8%削る法案が国会で可決済ですが、世田谷区議会に提出された給与削減の議案は何と「0.19%」の削減です!
1.9%じゃないですよ。0.19%です。
額にすると、区職員の削減は、月平均でマイナス783円だけ。
区長の削減は、109万円/月からマイナス2,000円だけ。
先ほど記した「値上げ」で生まれるお金は年間5億円弱と見込まれていますが、区の人件費の総額は年間535億円。
仮に人件費を1%削れば数々の「値上げ」も全部吹っ飛ばせます。
自分たちの身は切らず、そしてオイシイ思いは手放せず。
一方で区民には新たな負担を次々と強いる。
我々は、この少額の給与削減にも反対しました。
せめて国家公務員並みに削減してしかるべきでしょう。
世田谷区長が、今の区長に変わった途端に次々に行われる区民負担の増大。
そして区長は、私が議会で数々指摘した「ムダ」を改めるつもり一切なし。
区民の皆さんには、こういう区政の矛盾にしっかりと注目し、声を上げてもらいたいと思います。

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