ラジウムの除去作業完了の見込み。スーパーは再開へ。

2012.11.17

平成23年10月に世田谷区八幡山一丁目のスーパー敷地内において、高い放射線量が計測され、その後、放射線源(ラジウム226)の除去作業が進められていました。
放射線源が、敷地内に転々と、広範囲にわたって存在していたので除去作業は1年以上の長期間に及んでいます。

なぜ、ここに転々とラジウムが存在するのかという理由は、はっきりとはわかっていません。
新聞等でも報道されましたが「過去、どこかの時点でラジウムが不法投棄されたのではないか」と原因が推量されているようです。

掘削した土壌は厳密な測定を行い、汚染土壌は敷地外に適切に搬出し、除去する必要のない掘削土壌は敷地内に埋戻し、万全を期すため厚いコンクリートで蓋をする対応を進めているとのこと。
さらに、今後は専門機関による精密な線量検査、国による放射線量の最終確認を経て、このスーパーは年内に営業を再開する予定です。

関係者に聞き取りをしたところ、今回の作業には億単位の費用がかかっているとのことですが、この費用を誰が負担するかという問題はまだ解決していないようです。
不法投棄であれば、スーパーも大変な被害者です。
そして、近隣の皆様も不安な日々を過ごされたのではないでしょうか。

今となっては、「犯人」を特定するのは難しい気もしますが、先ずは除去作業が終わり、スーパーが再開することは喜ばしいことですし、二度とこのようなことが起きないことを祈ります。

■平成23年10月15日朝日新聞夕刊に掲載の写真

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