障がいをお持ちの方が、スポーツを楽しむ場があまりに少ない

2012.09.07

世田谷区では、世田谷区スポーツ振興財団にて「障害者スポーツ・レクリエーション推進事業」を行っています。
目的を「定期的な教室やイベントを開催し、障害者のスポーツ・レクリエーション活動の推進を計る」としています。
しかしこの事業の中身をみると、小中学生を対象とした運動教室、水泳教室が大半。
対象年齢が一番高いプログラムは「高校生相当以上」を対象に、定員10名で行われる「いきいきリズム体操」の一件のみです。
事業内容の一覧を見る限り、障がいをお持ちの成人向けプログラムは用意されていません。

一方、区民体育大会や、世田谷246ハーフマラソンなど、その他の、区のスポーツ事業ではどうか。
障がいをお持ちの方の参加状況を区に問うたところ、「今後の課題」との答弁。
更に問うと、区側からは、数々の「できない理由」の答弁が続きました。
世田谷区は、障がい者のスポーツ振興に関しては非常に消極的な姿勢です。

今、ロンドンでは障がい者のスポーツの祭典、パラリンピックが開催されています。
オリンピックでも活躍した南アフリカの義足ランナー、オスカー・ピストリウスなどの活躍をみて、トップアスリートを夢見る子ども達もいるでしょう。
そして、もちろん成人になってもスポーツを楽しむ場がなければ、スポーツの裾野は広がりません。

世田谷区のスポーツ振興財団の事業方針に「区民のための生涯スポーツ社会を実現するため、(中略)、多様な区民ニーズに応えたスポーツ、レクリエーション振興事業を推進する」とあります。
もちろん障がい者のスポーツについても振興を推進してしかるべきです。

世田谷246ハーフマラソンへの障がい者の参加枠の設定、区民体育大会での障がい者参加種目の実施など。
「できない理由」を挙げて「今後の課題」とするのではなく、実現に向けて前向きに、本気で検討するべきと強く要望いたしました。

障がい者のスポーツ振興に向けて、今後の区の取り組みを注視していきます。

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