世田谷区立中学校で体罰事件。体罰も悪い、その後の教師の言動も悪い。加えて一連の事件後の区や学校の対応も問題あり。

2020.03.18

世田谷区議会議員、桃野芳文です。

今日のブログは昨日の予算特別委員会から。

世田谷区立中学校の教師による体罰事件。

質疑内容は、今朝(3/18)の東京新聞、NHKで報道されています。

ネット版はこちら。

世田谷区立中教諭が体罰 額けが、1年男子不登校に】(東京新聞)

・世田谷区立中学で昨年五月下旬、一年の男子生徒が男性教師から体罰を受けていたことが分かった。

・区議会予算特別委員会で桃野芳文区議(無所属)の質問に、区教育委員会教育指導課長が「体罰が起きたことは事実」と認めた。

・桃野氏によると、男性教師が男子生徒を黒板に向かって立たせ、背後から押した。生徒は眼鏡が壊れて額を負傷、翌日は学校を休んだ。五月下旬から六月にかけて、一日に数時間登校するなどしたが、教師は「辞書は使わせない」と言ったり、他の生徒に「(この生徒とは)口を利くな」と命じたりした。男子生徒は六月から不登校になったという。

・桃野氏は不登校は男性教師の発言が原因ではないかと追及したが、区教委は不登校には言及せず、男性教師の発言は「確認していない」とした。

世田谷区で教諭体罰 中1不登校】(NHK)

・世田谷区の区立中学校の男性教諭が、去年男子生徒に授業中体罰をするなどして、この生徒が不登校になっていたことがわかった。

・男子生徒は翌日から欠席、学校の聞き取りに男性教諭は体罰を認め、生徒の自宅を訪れて謝罪した。

・しかし、数日後、生徒が登校した際、「辞書を使わせない」とかほかの生徒に「この生徒と口をきくな」といった発言をして、その後、生徒は不登校になった。

・区の教育委員会は一連の経緯についてこの教諭から改めて聴き取りを行い、教員の処分を行う東京都の教育委員会に報告するか検討する。

(引用、要約以上)

■質疑の様子はこちらからご覧ください。9分41秒まで早送り、そこから約8分間が体罰事件に関する質疑です。

この動画を見て貰えばわかるのですが、青木雄二教育指導課長は、桃野が「体罰教師が体罰事件の後も不適切な発言を行なっている件」つまり「辞書は使わせない」と言ったり、他の生徒に「(この生徒とは)口を利くな」と命じたりしたことについて聞いた際「そうした発言は確認していない」と答えています。

以下、該当部分のやり取り。

■桃野

数時間登校して帰ってしまうとか、午後から行って帰ってしま うとか、いろんなことがあってですね、少しずつ登校できるようになったんですけども、 そんな中で、2 週間ほどそういう登校の形態があった中で、体罰を振るった教師の授業にも出てみようということで、多少落ち着いてきたのでしょう。授業に出たということがあっ たようです。 その中で、その体罰以降初めて、その教師の授業に出たわけですけども、その授業中にそ の教師から、「お前には辞書は使わさない」とか、他の生徒に対して「こいつと口をきくな」 とか、そんな発言をしたと。というようなことが、寄せられているのですけども、そうい うことがあったのか、なかったのかについて、事実確認です。

◉教育指導課長

 今、お話が出ていた内容について、教員の方は、話したという事実は確認しておりません。 以上でございます。

(引用以上)

桃野は、質疑に臨む前に当然、必要な範囲、できる範囲の調査、事実確認はしています。その事実確認の段階で、青木指導課長は桃野に対して明確に「辞書を使わさない」「こいつと口を聞くな」発言があったことを認めていました。

それが委員会本番でまさかの「異なった答弁」。

一体どういうことかと思いますが、上記のNHKの記事は、NHKの取材に対して「辞書を使わさない」「こいつと口を聞くな」発言があったことを区が認めてるように読み取れます。

引き続きの事実確認、場合によっては然るべき対応を区に求めていかなければなりません。

そして、何よりも大切なのは被害生徒への対応。

桃野は本事件の関係者から、学校側から生徒への対応が不十分という話を聞いており、又そうした話から学校側に改善すべき点があるとも考えています。引き続き区に対応の改善等を求めていきます。

 

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