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2012-02-18

大人がルールを決めたら遊びじゃない。

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本日は、世田谷区保育室連絡協議会、保育室保護者の会「新春の集い」に参加させていただきました。
日々、保育の現場で働く保育士の皆さん、特に志をもってこの業界に入ってこられた若い保育士さんと、多くの意見交換をさせていただき、貴重な時間となりました。
なかなか待機児童が減らない状況。
給食や遊び場での放射能への不安。
そんなお話を中心にお話を聞かせていただきました。
そして、もう一つ。
良い勉強をさせて頂いたのが「表現あそびワークショップ」という講演。
講師は多田純也さん。
多田さんは児童館、保育園、小学校、高齢者施設などで「表現あそび」を広める活動を続けていらっしゃいます。
表現活動のインストラクターとしてもご活躍。
「心もからだもまるごと育てる表現あそび12か月」の著者でもあります。
以下、講演の中で心に残ったお話をご紹介します。
「遊び」の中にあるドキドキわくわくを大切に。
ちょっとした手遊びでも、できない方が盛り上がる。
評価しない、指導しない、発表しない。
コマ回しは遊びだけど「コマを手のひらに載せられなければ○をあげない」となったらもう遊びではない。
遊びが検定になってはいけない。
遊びは自由なもの。ルールは遊んでいる子どもたちが自由に変えればよい。
大人がきまりを押し付けたら遊びではない。
スポーツ化は遊びではない。
子どもが自由にイメージをふくらませながら楽しむのが遊び。
そんなお話をききながら、実際に「見立て遊び」「表現あそび」などを一緒に楽しみました。
私も、子どもの頃は、もっとのびのび自由に色々な事を考えていたのかな。
大人になると、知らず知らずのうちに「遊んでいる」子どもたちにさえ枠をはめようとするのかもしれません。
今度、子どもと遊ぶときは、私も子どもになったつもりで全力で遊んでみたいと思います。
■多田純也さんは芸達者で、講演の後、獅子舞をみせてくれました。

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