世田谷区内で「こども食堂」を運営している皆さんと意見交換。なるほどー!と目からウロコの話がたくさん。

2019.02.08

世田谷区議会議員、桃野よしふみです。

今日は朝の駅頭活動を終え、急いで地元の地区会館へ。

「食堂サミット in せたがや」に参加しておりました。

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区内で「こども食堂」を運営したり、関わったりしている方々が一堂に会し、情報交換などをする「サミット」。先ずは世田谷区役所の児童課長の挨拶からスタート。

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その後、各団体、各食堂からの現況報告などがあり、その後意見交換。

世田谷区の社会福祉協議会によると「こども食堂」として区内で活動している団体は全て把握できているとのことで、総数は20団体ほどとのことでした。こども食堂は年々増えているそう。

意見交換の際に、実際に活動されている方に「こども食堂が増えている要因ってなんでしょう」って問いかけたら「メディアの影響は大きいと思う。何か良いことをやりたいっていう人が、私もこども食堂やりたいって思いつくんじゃないでしょうか」とのこと。

一方で「ただ良いことやりたいだけ、私(私達)は良いことやってますって気持ちが強い人がやっているこども食堂はどんどん潰れてますよ。そういうところはこどもも居心地が悪くて、あまり来なくなるんです。こどももスタッフも楽しいからやっているというのが大事です」という声も。

なるほど。

色々と意見交換をしていて思ったのは、こども食堂は、行政による福祉の助けが必要なのに、その助けが届いていない人達と接触するための機能を果たせるのではないかということ。

今日は、こども食堂に来ているこどもで、貧困や虐待が原因でそこに来るという例は「無くはない」というぐらいの頻度と聞きました。でもそこには居るということですね。

そして、そういう場合は社会福祉協議会に連絡をもらえることになっているとのこと(社協担当者談)。

貧困や虐待などの問題を抱えている家庭が、必ずしも進んで行政に相談し、必要な支援に繋がるわけではありません。でもこども食堂にそういう家庭のこども、保護者が来るようになれば、繋がることができそう。

では、困難を抱えるこども、保護者がこども食堂に来る仕掛けは?今日の意見交換ではこんな話を聞くことができました。

・こども食堂を運営しているメンバーの一人が、小学校のPTA会長なので地域の子ども達の情報がたくさん入ってくる。問題を抱えている子ども、保護者がいれば、積極的に「ターゲット」にする。

・こども食堂を運営しているメンバーの一人が、整骨院に勤めている。治療中に「子どもが不登校になって家にいる。1日家で子どもの世話をしているので腰に負担がくる」などの話が出ることがあり「だったら・・・」と相談が始まる。

これもなるほどの話。

こども食堂は基本的に地域の皆さんのボランティア活動で運営されていますが、行政が福祉の目を行き届かせるという視点でも積極的に関わることができそうです。

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