警官の監視のもと、いかにして逃走したか。

2012.01.27

近年、新聞の発行部数は下降の一途をたどっています。
日本新聞協会のサイトをみると、2000年の5,370万部に対し、2011年は4,835万部と発行部数は大きく減少。
(下記グラフ参照)

 

「インターネットのニュースがあるから新聞はいらない」という方もいるかもしれませんね。
でも、新聞には新聞の良さがあります。
各紙の報道の違いを比べてみるのもおもしろい。
政治だけでなく、事件にについても、各紙の記事には違いがあるものです。
例えば以下二つの記事を比べてみましょう。
いずれも同じ事件を扱った記事です。

1月27日の読売新聞
【拘留停止中の被告逃走】

 
こちらの記事では、”「逃走の恐れがある」と地検が反対したにもかかわらず、地裁は抑留執行停止を認めた”とし、地裁の判断の是非を読者に問いかけています。そして、”被告は警官を欺き逃走した”という印象をうける記事になっています。

一方、同じ1月27日の日経新聞
【ひき逃げ被告、入院先から逃走】
 

こちらの記事では、”抑留の執行停止中には身柄拘束ができない”という法律の是非を読者に問いかけています。
また”警官は、法律上、手出しをすることができないので、被告は悠々と立ち去った”という印象を受ける記事です。

この例に限らず、同じ事実であっても、新聞報道によって受ける印象が大きく異なる場合があります。
新聞を読み比べるのは、ニュース内容について考える上で有用な方法です。

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