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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2019-01-11

「世田谷みやげ2019」始まりました!商品の価値を消費者に伝えるために何をすべきか、これは知恵を絞るところです。

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世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
今年もスタートしました「世田谷みやげ」。

世田谷みやげは、世田谷区内のお店から、お店自慢の逸品を募集してラインナップされるもの。

区が(正確には区の外郭団体である世田谷産業振興公社が)「世田谷みやげ」として指定し、パンフレットなどの販売促進グッズ作成、各イベントでの出店などを行う仕組み。2006年に誕生して、今年で14年目となります。

世田谷みやげについては、こちらを参照ください】(世田谷区産業振興公社のサイト)

桃野、これまで何度も議会でこの世田谷みやげについては発言してきました。

世田谷区の産業振興策として、大きな潜在力を秘めた取り組みだと思うのですが、その切り口が生かされていないと思うんですよね。

まず、パンフレット作成など、単なる露出の向上にとどまっていて、ブランド価値の創造になっていない。世田谷区とゆかりのある商品ならほぼ指定されますから、その指定を受けるに何か高いハードルが課されているわけではありません。つまり、消費者に何も約束していないに等しい。

例えばですが、美味しいものを評価するサイトってありますよね。食べログなんか。

レストランを探している時に「食べログで4点だった、おーこれはいい店なんだろうな」とか、「2点だった、これはイマイチのお店なのかな」とか。

ああいった仕組みで、例えば4点以上の商品しか世田谷みやげにはなれません、ということであればこれは消費者に品質を期待させる、もしくは店側からすれば品質を約束する効果があるわけです。

でも、店側が望めば「世田谷みやげ」になれるというのは、お手軽だけどあまり魅力無いですよね。

これは、手法の一例ですが、これまでの世田谷みやげのように単に露出を高めるだけというのは、効果は限定的です。

多くの人がワイワイ知恵を出し合うだけで、面白い企画ってどんどん出てくると思う。例えば、桃野は過去(2015年の6月とずいぶん前ですが)こんな提案をしています。


・世田谷みやげグランプリ!
(投票によって第1位になれば区長の公用車がラッピングカーとなって1年間宣伝媒体となる)
(もちろん区長は、年間通じて「自分の手土産はこれ!」となる)

・「あの有名人がいつも手土産にしている○○」の発掘
(区内在住の芸能人、スポーツ選手等のご協力を)

・世田谷区民の学校給食の想い出
(学校給食とのタイアップ)

・区長の定例記者会見のバックパネルを「世田谷みやげ」の宣伝パネルに変更
(今のパネルは「世田谷区」とも書いてない、世田谷区のマークも入ってない・・・残念)
(もちろん会見時の机上には商品を並べる)

ちなみに、一つも採用されていません。。。というか、これまで世田谷みやげの「企画」って何も行われていないんじゃないかな(多分)。

そして、桃野が口を酸っぱくして区側に言っているのが「取り組みが、商品の売り上げ、生み出される利益にどういう影響を与えたのか」を検証しなければダメということ。やりっぱなしではお店側にどんなメリットがあるのか、施策にどんな効果があるのか、全くわかりません。

税金を使い、且つこの手の施策はその効果を検証することは難しくない。絶対やらなければダメ。

2018年の世田谷みやげの時には、桃野の指摘に対して所管部長がそういう検証をするっぽいことを言ってましたが、ちゃんとやってるのか気になる。要確認。

桃野は議員になる前、食品メーカーに16年間勤めていました。当時は商品の価値を消費者に伝えるために何をすべきか知恵を絞る毎日でしたから、この手の仕事には大きな関心を寄せています。

世田谷みやげ、もっともっと盛り上げたい!

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