校長が体罰を口止めの指示

2012.01.22

盲導犬の訓練に「知的不服従」というものがあります。
これは「必要な場合は飼い主の指示に従わない」という訓練。
例えば、横断歩道に差し掛かった飼い主が「進め」と指示したとしても、盲導犬自身が「車が迫り危険だ」と判断したら進まない。

人にとっても同じようなことありませんか。
目上の人間、恩人、上司、雇い主・・・
自分より優位な立場にある人の指示であっても、「間違っている」と判断すれば反論する、または従わない。
それが多くの人を守る事、自分を守る事につながることもあるはずです。

先日、千葉県木更津市立のある中学校でこんな事件がありました。

野球部顧問の男性教諭が、一年生部員に腕を蹴るなどの体罰を加えた。
生徒は腕の骨を折る大けが。
報告を受けた校長は、教頭に「病院では生徒に”仲間とふざけてやった”と言わせるように」と指示。
生徒に付き添った養護教諭は、指示通りに口止めし、生徒は従った。
後、体罰や口止めの事実が明らかになり、体罰を加えた教諭と校長は減給3か月(10%)の懲戒処分に。
校長は「大ごとになったらまずいことになると思った」と話している。
県教委は、教頭と養護教諭については「命令に従っただけ」として処分しなかった。
(1/19読売新聞等の報道より)

公立中学の教師も含め、公務員は絶対的な身分保障で守られています。
校長に反論したぐらいで身分を奪われることなど有り得ません。
こんな時こそ、堂々と「不服従」でいいんです。
そして、「命令に従っただけ」なら罪はないのかと、首をかしげたくもなります。

 学校の中で起きた事は、自分たちの意のままにコントロールできるということでしょうか。
だとしたらとても恐ろしい驕りです。

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