無投票当選は「議員のなり手不足」からではなく「お金を使った談合で全員無投票当選に持ち込む」ことが理由なのか。

2018.07.02

世田谷区議会議員、桃野よしふみです。

地方の町村議員の「なり手不足」が深刻化していると言われます。

今年2月のNHK「視点・論点」によると、

・直近の、平成27年度(2015年)に実施された統一地方選挙においては当選率つまり競争率は1.13倍。

・人口1,000人以下の小規模な町村では実に6割以上が無投票。

(ちなみに、平成27年度の世田谷区議会議員選挙では、50議席に82人が立候補しています)

そんな中で、本日(7/2)の東京新聞夕刊に小さく出ていた事件。

【徳島・神山町議ら5人逮捕 不出馬巡り50万円授受か】

 

無投票だった平成27年度(2015年)の徳島県神山町議選(定数10)にて、当選した町議らが告示前に不出馬を決めた元町議に現金50万円を渡していたそう。

徳島県警は2日、公選法違反(公職の候補者に対する買収)の疑いで、町議会議長、副議長、議員2名の4名(いずれも現職)と、現金を受け取った元議員1名を逮捕した。

他の報道を見ると以下の情報も。

・逮捕された現職議員4人は、元議員に対し、立候補しないよう依頼、選挙後に報酬として現金50万円を渡した疑いがもたれている。

・警察の調べに対して、5人は金銭の授受を認めている。

・警察は、4名の他にも現金を渡した疑いで町議1人を捜査中。

・別の町議4人が同法違反の疑いで県警に告発していた。

定数10の町議会で、4名が逮捕され、1名が警察の任意捜査を受けている状況、そしてその違法行為を告発したのが他の議員4名とのこと。(残り1名は蚊帳の外?)

10人の議員のうち、4人が逮捕されてしまうとは・・・。

これから神山町議会はどのように運営されていくのでしょうか。

それはさておき、そんなことは無いと思いたいのですが、「議員のなり手不足」が深刻化していると言われるほどに「無投票当選」が増えているその裏では「お金を使った談合で全員無投票当選」という構図に持ち込むということが起きているのでしょうか。

そうであればそれこそが「深刻な事態」です。

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