あるDV被害者であり支援措置対象者、Mさんのケース。「自分の住所情報が誰に渡ったか」すら知ることができません。

2018.05.07

世田谷区議会議員、桃野よしふみです。

これまで「DV(ドメスティック・バイオレンス)被害者等支援措置」について議会で取り上げ、区長や世田谷区役所に対し、様々な提言を行ってきました。

例えば。

過去ブログ【DV被害者を守るための支援措置。区長はいつになったら過ちを認め改善を進めてくれるのか

まだ道半ばですが、世田谷区役所が「DV被害や虐待を受けて身を隠して暮らさざるを得ない方に真に寄り添う役所」になるよう、引き続き議会から様々な提言を続けてまいります。

そしてDV被害者の方々や、支援措置が機能しないことで何らかの問題に直面している方々に、世田谷区での改善状況をお伝えするという意味でも、桃野の取り組みについては、ブログ等で発信を続けていこうと思っています。

そんな中ですが、今日は「桃野議員のブログを読んで連絡しました」という方からご連絡をいただきました。

仮にその方を「Mさん」とします。

MさんはDV被害者であり、自治体から支援措置を受けています。

Mさんは、関東地方のA市に在住、別のB市から住所情報がDV加害者側に渡ってしまいました。

理由は桃野が世田谷区議会で取り上げてきた問題同様。

Mさんの場合も、特定事務受任者(弁護士、司法書士、土地家屋調査士等)を通じての請求に役所が応えてしまったのです。

Mさんが「支援措置対象者なのになぜ住所情報を開示したのか」と役所に抗議すると、役所はMさんに謝罪はしたもののそれ以上の対応は無しだそう。そしてMさんが「役所は誰に対して自分の住所情報を開示したのか」ということを知るために情報開示請求をするも役所から出てきたのは「黒塗り資料」で、未だMさんは自分の情報が誰に渡ったのかすら把握することができていません。

MさんがDVから逃れるために身を隠している支援措置対象者であることからすれば、このケースにおいても様々な問題を感じざるをえません。

ちなみにMさんは、桃野のブログにたどり着き、連絡をくれるまでに関連する自治体の議員にも相談をしたそうですが、力になってくれる議員はいなかったとのこと。

当然、支援措置については役所がしっかり対応するのがまず前提ですが、自治体議員の中にも支援措置についての理解が広く浸透することが必要でしょう。

Mさんは世田谷区民ではありませんが、桃野はできる限りのサポートをしていきます。現在、Mさんのケースに応じて、Mさんと専門的な知識をお持ちの方をつなげる調整中。

これからも世田谷区民であるか否かを問わず、支援措置対象者へのサポートを継続していきたいと思っています。

nakunattenai.16

 

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