DV被害者を守るための支援措置。区長はいつになったら過ちを認め改善を進めてくれるのか。

2018.05.03

世田谷区議会議員、桃野よしふみです。

これまで議会で取り上げてきた「支援措置」について。

DV(ドメスティック・バイオレンス)や家庭での虐待などから逃れるために身を隠している方の住所を、世田谷区はいとも簡単に加害者側に開示してしまいます。

桃野は、議会で何度も取り上げてきましたが、例えば「加害者の依頼を受けた弁護士」が加害者にかわって被害者の住所情報を取りに来た場合は、世田谷区は被害者の住所(逃げて隠れているのに!)開示してしまうんですね。

なぜそんなことをしてしまうのか。

簡単に言えば、世田谷区長はじめ区の職員が支援措置制度を理解していないから。

「支援措置」について所管する省庁、総務省は「加害者の依頼を受けた弁護士からの(被害者の住所開示に対する)請求は、加害者からの(被害者の住所開示に対する)請求とみなして拒否する」という事務処理を各自治体に求めています。

それを議会という公の場で、桃野が何回となく世田谷区、世田谷区長に伝えても、全く聞く耳をもちません。

役所の職員は、区長が間違った認識のままで押し通そうとしているものだから、それに対してものが言えないということ?それとも区の職員も理解していない?

議会で問うてもこんなやりとりになってしまいます(以下の動画を参照ください)

そこで、桃野は国会議員にも、総務省にも働きかけ「世田谷区のような重大な過ちを起こす自治体がなくなるよう」と様々な方策を訴えてきました。

そうしたことも功を奏したのでしょう。今年の3月、総務省が改めて各自治体に「加害者からの依頼を受けた弁護士からの請求は加害者からの請求と同視する」旨の通知が出ています。

総務省からすれば「わかっていない自治体があるのなら、念押しが必要」というところかもしれません。

この総務省の通知が出て、世田谷区長、いくらなんでも、いくらなんでも、自らの認識不足を認め、今後は対応を改める旨、表明するかなと思っていたのですが・・・

先日おこなわれた区長記者会見(5月2日)で、この件を問われ「通知は確認した」としつつも尚、記者からの質問には全く答えないという不誠実な態度です。

いつになったら世田谷区長、「世田谷区の支援措置の誤り」を認めて、改善を進めてくれるのでしょう。

今も、DVや虐待の恐怖におびえながら身を隠している区民がたくさんいるのに。

世田谷区が、DVや虐待で苦しむ方の安全、安心を最優先とした「支援措置」を行うよう。桃野の取り組みは、道半ばです。

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