区職員の「区営住宅不正入居」、先日明らかになった「不正入居12年間」と別に、今度は「不正入居16年」

2018.02.28

世田谷区議会議員、桃野よしふみです。

桃野が先日、議会質問で取り上げた「区職員の区営住宅不正利用12年」の件で、早くも続報です。

■先の質問についてはこちら

yomiuri

そして、今度は16年間もの不正入居です。

桃野が他の職員も調査をせよと求めた際、(桃野の求めた調査の一部ですが)「他に世田谷区営住宅に入居している職員がいないか調査する」旨答弁がありましたが、早速他に「不正利用」の該当者がいたよう。

本日、急遽「企画総務委員会」が開かれて区側から報告されました。

今日は企画総務委員会ですから「職員の服務関係」として報告されており、説明を行ったのは「人事課長」。今回不正が発覚した人物について「個人情報」を盾に、また住宅関係の情報は住宅課の所管だと言って、あまり情報をオープンにしませんでした。(誠意を持ってしっかり説明しようという意思は感じられませんでしたね、はっきり言って)

現時点で明らかにされた事実は以下。

・区が庁内で調査をした結果、ある職員の住所が区営住宅であった。

・上司を通じて、本人に確認したところ区営住宅への入居を認めた。

・職員(一般職、50代、男性)は入居基準を超える所得がありながら、親族と3人で住んでいた。

・(同じ職層の職員平均で見ると)この職員の年収は約650万円

・家族向け区営住宅に3人で済む場合、最大でも所得の上限は約330万円まで(所得がそれを超えると住めない)

そして、今後の区の対応ですが

「現在、区職員が区営住宅に住んでいるか否かの調査は終わった」

次は

「他の自治体の公営住宅も含め(◯◯市営住宅など)公的住宅を不正利用している場合は速やかに名乗り出よ」

「実際に住んでいる住所と異なる住所を届けている者は名乗り出よ」と庁内に通達を出すとのこと。

あくまで自己申告。

これで、不正を全て無くせるのかというと、どうなんでしょうね。

世田谷区の、一般世帯向け区営住宅の募集倍率を見ると、平成28年の11月は44倍、同年6月は21.3倍、平成27年の11月は44倍、同年6月は20.9倍など非常に狭き門です。

区営住宅に入りたい、入れば少し暮らしが楽になるのに、と思いながらも抽選に当たらず厳しい経済状況にある区民の方がたくさんいる中で、所得基準を大幅に上回る職員が公的住宅に住んでいてはいけません。

この問題は中途半場にせず、引き続き「再発防止策」含めてしっかりと対応していきます。

■企画総務委員会、本日の配布資料

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