何万という数の殺処分の上に、周囲数km圏内で「移動制限」や「搬出制限」が設定されますから大変な事態です。

2018.01.12

世田谷区議会議員、桃野よしふみです。

明日からの二日間、全国695カ所の会場で大学入試センター試験が実施されます。志願者数は58万2,669人だそう。受験生は本番でしっかりと実力を発揮できるよう、体調に注意ですね。ここまで「インフルエンザには絶対にかからないように」とマスクやうがい手洗いで自衛もされてきたことでしょう。

受験生、頑張って。

さて、もう一つのインフルエンザが大きなニュースになっています。

香川県さぬき市の養鶏場で「高病原性」鳥インフルエンザのウィルスが確認され、ニワトリ約9万2,000羽の殺処分が決定とのこと。さらに県は、感染拡大防止のため、この養鶏場とその半径3km圏内にある8農場に鶏や卵などの「持ち出しや持ち込み」を禁じる「移動制限」を設定。同3~10km圏内にある18農場には「持ち出し」を禁じる「搬出制限」を設定。

この高病原性鳥インフルエンザの発生は「全羽殺処分」となるわけですから、事業者にとっては大変な問題(事例は異なりますが、2004年の京都府の例では経営者が自殺、会社は後に破産しています)。しかし、さらなる感染を防ぐためには、今のところ殺処分しか方法は無いようです。

昨日東京都は、先週(1月5日)大田区内で回収されたオオタカの死骸から、A 型鳥インフルエンザウイルスウィルスが検出されたことを発表。この件については現在環境省が、鶏に対して強毒性を示す「高病原性」鳥インフルエンザウィルスなのかどうかの検査を行っています。

インフルエンザの原因となるウイルスは、自然界においては、人間を含むほ乳類や鳥類に分布しているもの。アヒルやカモなどの水鳥は鳥インフルエンザウィルスと共生していて、その多くには症状が出ません。ところが、これがニワトリなどの家きん類に感染して症状が出現すると、時に強毒性を示して死を招き、高病原性鳥インフルエンザとよばれます。

では、これは人にも感染するのか。

病鳥や死鳥に直接触わらなければ感染の恐れは基本的には無いと言われています。これまでの事例では、感染したニワトリの毛をむしったり、調理をしたりといった接触があった場合にのみ感染が確認されています。(ウイルスは変異しますから、過去の事例からの話でしかありませんが)

そもそもインフルエンザであっても、なくてもですが、鳥の死骸を見かけても触れないように気をつけましょう。

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