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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2017-10-24

動画必見。区長が厳しい質問を受けるたびイライラしているのがわかります。最後は強い口調で「以上にして下さい!」と。

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世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
本日10月24日(火)は、世田谷区長の定例記者会見が行われました。
「世田谷区の人口が90万人を突破した」だとか(なぜ自慢げに話すのか謎ですが)、「世田谷区役所庁舎に宅配ロッカーを設置した」だとか(役所の職員が使うのかな)、区長が自慢したいことの中からテーマをピックアップして話すのが、記者会見の常ですが、ここ数回、会見場から厳しい質問が飛ぶことがあり、ネット中継を見ていても「大本営発表」だけではない良い緊張感があります。
区政の課題や問題点に関連して、区長に質問をぶつける。つまりジャーナリストとしての姿勢がキチンとしている方が、世田谷区長の記者会見にも足を運んでくれるようになったんですね。(ドリバン暴力事件の際は、ハフィントンポストの記者が区長に良い質問を重ねていらしゃいました)
菅官房長官や安倍総理大臣の記者会見について、「御用記者と政府の茶番だ!」みたいな表現で不満を表明される方がいらっしゃいますが、そういったことに問題意識を感じる方が世田谷区民の中にもいるとしたら、ぜひ身近な区政において世田谷区長がどんな記者会見をやっているかにも、関心を向けて頂きたいと思います。
さて、今日は、桃野が議会で取り上げてきた「DV被害者への世田谷区役所の対応における問題点」について、質問が飛んでいました。
これまでの経緯は桃野の過去ブログをご覧ください。

世田谷区の答弁に唖然・・・。「行政事務のプロ」であるべき区職員が制度を知らないなんて
この事件に関連して、区長の「情報公開を拒む姿勢」や「DV被害者などの弱者救済に対する動きのにぶさ」についてジャーナリスト氏が区長に質問をしているんですが、区長、殆どまともに答えない。
厳しい質問が出ると「自分じゃなくて部長や課長に取材してくれ」といった発言を繰り返し、逃げてしまいます。(なんのための区長記者会見なの???)
記者会見の様子から「区に取材してもきちんとした答えが返ってこないから、ジャーナリスト氏も区長記者会見で聞いているんだろうな」ということは容易にくみとれるんだけど。。。
区長が、本件に関する事で情報公開を拒んでいる(区長が判断をして文書も出している)点について聞かれても「自分が答えるのは適当ではない」と答えているんだから、意味不明。「都合の悪いことには答えません」という逃げの一手なんでしょうね。
記者会見って大事。「直接姿が見える」ことで、取材を受けている方の人間性も透けて見える気がします。区長が、厳しい質問を受けるたびにイライラしてきているのが動画を見ていてもわかる。最後には強い口調で「以上にしてください!」と。それも圧力をかけるように右手を相手側に差しのばす仕草をしながら。
聞いても全然まともに答えないんだから、イライラするのは質問する側だと思うんですけどね。自称「教育ジャーナリスト」は、自分が厳しい質問を受けることは苦になるようです。
質問の様子は、区のサイトで動画がご覧いただけます。43分35秒まで早送りすると該当の記者会見部分(8分程度)です。必見。
スクリーンショット 2017-10-24 20.03.08

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