なんか国民を小馬鹿にしているような。「そんなことなら、税金を払いたくない!」という方が増えてもしょうがない。

2017.08.09

世田谷区議会議員、桃野よしふみです。

あの「森友問題」で、キーマンの一人とされていた佐川宣寿氏。

国会では、野党側に散々追及を受けていましたが(当時彼は財務省理財局長)、野党に対する姿勢は基本的に「質問には答えません」という風。森友学園との交渉経緯については「(交渉記録は)残っていない」「(担当者の)記憶に残っていない」「データは自動で消える」「データは復元できない」などの答弁を繰り返してきました。

なんと言いますかね。その言い方も含めてバラエティ番組栄えする「面白答弁」を連発していましたけど、もちろんそんなことは財務省理財局長その人に許されるわけはありません。

国会において議員には「質問権」があり、質問された行政側の人間は「聞かれれば誠実に答える」義務がある。そんなことは仕組みにおける前提ですから、それを蔑ろにする佐川氏は国会軽視も甚だしい。行政マン失格と言っていいんじゃないでしょうか。

ところが、そんな彼が先月、国税庁長官に昇進のニュース。これには私もあっと驚きましたが、その驚きも冷めやらぬ中、今度はまたもや異例の事態が発生です。

【佐川国税庁長官は就任会見を行わず】(NHKニュースウェブ)

佐川宣寿新国税長官は、歴代長官が開いてきた就任会見を行わないことを決定したそう。理由は「諸般の事情」だそうですから、異例の事態にも、その理由すら明らかにしないという態度です。

「諸般の事情」とは何か国民を小馬鹿にしているような言いぐさですが、就任会見を行えば、その席で「森友問題」への質問が集中するだろうから、それを避けたと思われて当然ですね。

本人の意思なのか、政権からの指示なのか。何れにしても政府トップである安倍総理が「聞かれたことには誠意を持って丁寧に説明しなさい」と一言指示をすれば事足りる話です。それをしない安倍政権も安倍政権。

国税庁長官は、国民から税を徴収する組織、国税庁のトップ。

徴税する側のトップが「隠し事」を繰り返すんだったら、こっちだって「売り上げを隠したい」「利益を隠したい」と、納税意欲が失われる方も多いのではないでしょうかね。

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