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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2017-05-28

桃野が心から恐ろしいと思うのは、個人の行動を監視し、弱みとなる証拠を握り、意のままに操ろうとする権力者の姿です。

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世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
日本で長らく認められていなかった「獣医学部の新設」が実現。
それができたのは、安倍総理が権力を使ってお友達に便宜を図ったから。
そんな疑惑の発端になったのは「獣医学部設置に、首相の関与を示す文書」が見つかったとの朝日新聞の報道です。
こちらは先日のブログ↓
加計学園問題。新学部設置は「総理の意向」で実現!?この文書は「首相の権力を使って友人に便宜を図った」証拠なのか。
当初、この文書の真偽は?、入手先は?など不明な点が多く、菅官房長官が「怪文書の類」と明言し文書に示された内容も事実ではないとの見解を示していました。
ところが、ところが。
この文書は本物、中身も事実、と記者会見までして公表したのは文部省の事務方トップであった前川喜平氏。文科省の天下り問題で事務次官を引責辞任した人物です。(記者会見の様子はこちらで詳しく報道されています)
これは相当のインパクト。ついこの間まで文科省事務次官であった方の弁ですから。先に述べた「首相の関与を示す文書」も前川氏がマスコミに渡したものではないかとの見方も強くなっています。
そして、政権側からの反撃?
前川氏は信用するに値しない人物だから、今回の会見内容も虚偽だという話に持って行きたいのでしょう。
菅官房長官は会見で感情的に、以下のような話を述べています。
「彼が在職中に「出会い系バー」(時に売春交渉なども行われるという店)に出入りし、女性に小遣いを渡していた」
これは前川氏が自ら認めている事実ではありますが、これ自体は法に触れることではありませんし、それをことさら官房長官が大きく取り上げることがどういう意味を持つのか。
そして、今は公務員でも何でもない、一人の国民について「出会い系バー云々」を大きく報道したのは読売新聞です。日本で最大の発行部数を誇る大新聞が一個人の「下ネタ」を報道することに強い違和感を感じたのは私だけではないでしょう。
「この記事を書かせたのは安倍政権だ」と思う人が多いこともうなづけます。
桃野が心から恐ろしいと思うのは、その個人の行動を監視し、弱みとなるような証拠を握り、意のままに操ろうとする権力者の姿です。
今、安倍政権、そして霞が関で何が起きているのか。
野党各党は全エネルギーをかけ、明らかにしなければならないのではないでしょうか。

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