「がん患者は働かなくていいっ!」受動喫煙に苦しむがん患者の立場を代弁する意見に、自民党議員が飛ばした一言。

2017.05.21

世田谷区議会議員、桃野よしふみです。

またまた国会議員による心ない発言。

「がん患者は働かなくていいっ!」

受動喫煙の防止策について議論していた自民党の厚生労働部会にて、三原じゅん子議員がたばこの煙に苦しむがん患者の立場を訴えた際、某男性議員が上述のヤジを飛ばしたそう。

「事件」については、こちら三原さんのブログにアップされています。

そして、こちらはこのヤジが飛ばされた自民党厚生労働部会の議事録を入手したという駒崎弘樹さん(認定NPO法人フローレンス代表理事)のブログ。こちらのブログからは事件が起きた時の様子が詳しく伝わってきます。

ネットを通じてこの事件の内容が広まり、全国がん患者団体連合会が「がん患者の尊厳を否定しかねない」との抗議文を公表するに至りました。(今朝は複数の新聞がこの事件を取り上げています)

自民党の部会では当日、飲食店について原則禁煙とする厚生労働省案と、表示すれば喫煙を認める自民党案が示され議論が紛糾していたそう。では何故、自民党は飲食店における全面禁煙に反対するのでしょう。

報道等によると。

・飲食店が全面禁煙になると

・喫煙者がお店に来ない

・飲食店の売り上げが下がる

・廃業に追い込まれる店も出る

飲食店の全面禁煙に反対する方の主張は、こんな理屈だそうです。

でも、こんなこと本当に起こるのでしょうか。例えば世界には飲食店全面禁煙を定めている国々もたくさんありますが、こういうこと実際に起きているんでしょうかね。桃野は正直、この主張に妥当性を感じることができません。何か統計データでも示してくれればいいんだけど。それとも他に、何か飲食店全面禁煙に反対しなければいけない理由があるのでしょうか。

喫煙習慣のある議員が「俺の喫煙を邪魔するな!」「ごちゃごちゃ言わずに吸わせろ!」ということなのか。たばこに関連する業界や団体から献金や支援を受けているのか。

とにかく「がん患者だろうが何だろうが文句を言うな!」という姿勢は言語道断。社会的弱者に常に配慮しながら世の中のルールを作っていく視点は、立法を担う国会議員に欠かせないものだと思うのです。

最後に。

三原さんは取材(J-CASTニュース)にこう答えています。

「(自民党厚労部の)部会長からは、表立ってこの問題を言及をしないように求められたが、傷ついた「仲間」たちのことを思うと、話を聞かれても答えない、ということはできなかった」

自民党、口止めの圧力も忘れていないようです。

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