世田谷区長は逃げずに示せ。「こういう状況になれば学校を再開する」もしくは「こういう状況にならなければ再開しない」

世田谷区議会議員、桃野芳文です。

本日はゴールデンウィーク明け、即ち「緊急事態宣言延長」の初日。

これまで全国的に休校が続いていた各学校も、地域によっては再開されたようです。

こちらは本日(5/7)の読売新聞夕刊。

みんな やっとあえた…新型コロナ 再開の学校 対策徹底】(読売新聞)

記事では、感染者がゼロの岩手県では県立高校、洋野町を除く32市町村の小中学校が授業を再開したこと、感染者が一桁の鳥取県では全ての公立の高校、小中学校で授業を再開したこと、4月中旬以降、新たな感染者が確認されていない秋田県でも一部の自治体で学校が再開したことなどを伝えています。

多くの子ども達にとって、長期にわたる休校、しかも通常の休みのようにその時間を楽しむこともできない「新型コロナ休校」は辛いことと思います。

一刻も早く、子ども達が安全安心に登校できるよう、大人は一丸となってその状況を作り出していかないと。

ここ数日、大阪府の吉村知事の情報発信が話題になっていました。


吉村知事は、国が出口戦略を示すことが重要としつつ、それが示されないなら大阪が独自に出口戦略を作ると宣言しました。

そして、実際に出口戦略を示し、それを大阪府民にわかりやすく伝える試みについても発信。

これには、リーダーシップを感じます。

新型コロナに関して、どういう基準で判断して社会活動を再スタートしていくのか。これを決めれば、何を基準にしても必ず賛否両論があることを、そして仮に再スタートした後に感染が再拡大した場合はそれを決めたリーダーが責めを負うことを、覚悟しなければなりません。

吉村知事からは、自身の権限と責任を鑑み「自身がやるべきことをやり、引き受けるべき責任は引き受ける」というリーダーシップを感じます。

一方、我が世田谷区の首長、世田谷区長。

国に、出口戦略を求めるところまでは同じです。

 

国に対して、緊急事態宣言の延長時には何らかの指標、目安を示すべきとツイートしています。

でも、世田谷区長はいつもここまでで終わり。安全地帯からツイッターという非公式な場でつぶやくだけで具体的な行動はありません。まさに首長にあって評論家のごとし。

例えば、世田谷区立小中学校は、社会がどういう状態になれば再開するのか。逆に言えば、どういう状態にならなければ再開しないのか。これは区長が決めること。

しかし「自称・教育ジャーナリスト」の世田谷区長からは何も示されません。

一方で、こんなツイートも。区長は、休校延長について国の判断を待たずに区が独自に判断したとしていますが、その根拠は何なのか不明。


区長であれば普通、多くの児童生徒が、保護者が「どのタイミングで学校は再開されるのか」について不安や恐れを感じていることを理解しているでしょう。

でも、それを決める権限のある当人が、それについて何も言わず、国を批判するばかり。

以前、区長は「世田谷区立小中学校に関しては、教育長が決めること」と言わんばかりのツイートもしていましたが、それも簡単に言えば「逃げ」です。

それについてはこちらのブログを。

分散登校を決定→急遽中止という大混乱。世田谷区長は、混乱の責任は教育長にあると言いたいの?何、このツイート

我々の会派からは、予算特別委員会の補充質疑(3/23)の中で、当時幹事長の大庭正明議員が「学校再開時の判断、休校時の判断基準についてはどう考えているのか」という趣旨で、区長に問いかけていますが、区長は相変わらずのダンマリで答弁せず。その際、副区長が「色々とシミュレーションしている」旨の答弁をしていましたが、区長からも他の区幹部からも、いまだ具体的な内容は示されないままです。

自分が責任を持って決めなければいけないことからは逃げ、安全地帯から国を批判するばかり。そんな世田谷区長の姿勢に危機感を感じます。

桃野は引き続き、世田谷区議会から粘り強く区長に政策提言を続けつつ「仕事をしてください!」と訴え続けるしかありません。忍耐強く取り組みます。

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