新型コロナ禍。医療機関に要らぬ負荷がかからぬよう区が支援を。広報支援もその一つではないか。

世田谷区議会議員、桃野芳文です。

新型コロナ禍における情報発信について。

昨日のブログでは、世田谷区長の情報発信、世田谷区役所の情報発信、情報公開と個人情報の取り扱いについて書きました。

過去ブログはこちら。

区長は記者会見で「その線」を動かした。新型コロナ罹患者に関する個人情報は、どこまでが公開の対象か

今日は、区の広報機能を活用して、医療現場を支援できるのではないかという話です。

4月27日の記者会見で世田谷区長は「医療機関の責任あるみなさんや、世田谷区医師会玉川医師会などのご意見を聞く医療関係の情報連絡会を開催し、現状の共有を行いました。」と言っていました。

情報連絡会ってどんなものなのかな。オンラインで短時間に実施されたものだといいけど。この手の会が行政側から医療機関への負担となるような形になっていないことを祈ります。

世田谷区は、医療機関に要らぬ負荷がかからぬよう、様々な支援をするべき時期。広報機能を活用しての医療現場支援もその一つではないかと、昨日、世田谷区の広報広聴課に提案しました。

区内の病院で感染者が出た場合、当然ながらマスコミの取材が殺到することになります。

病院側からすれば、マスコミ対応に慣れていないこともあるでしょう。そうでなくても医療行為や病院運営に係る仕事に注力したい時期であるでしょう。緊急事態宣言下ですから。

でも、マスコミからすれば、報じる責務があり、取材は必須となります。

そこで、区がある種の広報センター機能を担えればいいのではないか。区内の病院で新型コロナの感染者が出た場合、保健所はそれに関する情報を持っているのですから。

病院と「公表すべき情報、プライバシーとして伏せる情報」について事前にすり合わせておく。そして、公表すべき情報は区のサイトで公表する。患者が発生した場合において、マスコミ側が知りたい情報というのは定型的です。個人を特定するための情報なども求めていないはず。

こちらは杉並区の例。

病院からの情報発信はこちら。

新型コロナウイルス感染症の発生につきまして(第2報)

一方で、杉並区のサイトでは、病院の発表に情報を加えて発信しています。

区内医療機関である城西病院の看護師等に新型コロナウイルスの感染が判明しました(第1報)(2年4月30日)

世田谷区の場合は、世田谷区医師会のサイトのURLが貼り付けてあるか

世田谷区内病院での新型コロナウイルス感染症発生のお知らせ【4月23日17時30分更新】

病院が発表した内容をそのまま区のサイトに掲載するのみ。

世田谷区内病院での新型コロナウイルス感染症発生のお知らせ【5月1日18時更新】

杉並区と比べて、情報の質量ともに不足していますから、おそらく病院にはマスコミ各社からの問い合わせが殺到してしまうことでしょう。

新型コロナウィルス禍で多くの区民が不安を感じる毎日。情報を伏せる、隠すことは、より不安が増大し、時に不信感が募ることにつながります。デマや風評被害も恐い。

個人情報には配慮しながら、公表すべき情報は公表すべき。昨日のブログでも書きましたが、危機においては行政や政治リーダーの情報発信はとても重要です。

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