4月に開設する世田谷区児童相談所へ。様々な工夫に感心。箱庭療法で使う箱庭、初めてみました。

世田谷区議会議員、桃野芳文です。

いよいよ来月、2020年の4月1日に世田谷区立の児童相談所が開設します。

世田谷区の児童相談所については、桃野はこれまで議会で取り上げ、政策提言も行っています。

例えばこちら。

内閣府からも「配偶者暴力相談支援センター」と「児童相談所」との連携を盛り込んだ新たな基本方針

世田谷区で、児童虐待などの悲劇が起きないよう、緊張感を持って、取り組みを進めなければなりません。

4月1日からは「もしかして、児童虐待かも・・・」と思ったら、躊躇なく、下記の番号にお電話を。フリーダイヤル、24時間対応です。

世田谷区児童虐待通告ダイヤル:0120-52-8343(子にやさしさ)

※引き続き児童相談所虐待対応ダイヤル、189(いちはやく)もご利用可能です。

さて、本日はその世田谷児童相談所・子育てステーション梅丘複合施設を見学して参りました。

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小田急線の豪徳寺と梅丘駅からそれぞれ徒歩5分ぐらいの場所にあります。

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世田谷区としては初めての開設になりますので、東京都児童相談所や、他の自治体の児童相談所で培われたノウハウを取り入れながら、準備を進めてきました。

例えば、相談室の数。

プライバシーにも配慮が必要ということもあって、たくさんの相談室が準備されていますが、各相談室ごとにデザインは様々。

子どもの年齢や、相談者(保護者等)と児童相談所の距離感、何名で面談するかなど、様々な状況に応じて相談室を使うことになっています。

相談室は12室、その他に多目的室が2室。担当者に聞いてみると、これだけの相談室も時にいっぱいになることを想定しているとのこと。

本当は虐待で苦しむ子ども、それを相談する人で混み合う状況というのは無い方が良いのですが、まだまだそうも行かないということですね。

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そして、こちらは桃野、本物初めてみました。児童心理士の面接療法で使う箱庭。箱庭療法については「どんなものか」ぐらいは知っていましたが、そのための道具をみるのは初めてです。

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■箱庭療法(日本臨床心理士会のサイトより)

箱庭療法は、セラピストが見守る中、クライエントが自発的に、砂の入った箱の中にミニチュア玩具を置き、また砂自体を使って、自由に何かを表現したり、遊ぶことを通して行う心理療法です。

通常、箱庭療法だけを独立して行うことはなく、言語的面接や遊戯療法のなかで、適宜用いられる方法です。

この療法では、砂やミニチュア玩具のイメージを活用してアイデアを広げ、上手下手ではなく、具体的な現実生活に近い表現から抽象的な非現実的な表現まで可能です。よって、言葉にならない葛藤、イメージを表現しやすいのです。

また、意識していることだけでなく、気がついていなかった自分の心身の状態や動きが直接的に感じられ、自分の心の中との対話・対決へと通じ、自己理解と人格的変容が促されます。

子どもから高齢者まで、自己啓発の目的から神経症、心身症、パーソナリティ障害などにみられる心理的課題まで、幅広く用いられていますが、実施については、クライエントとセラピストと相談しながら進めます。

(引用以上)

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砂は専用のもののようで、やや粘り気があって形が作りやすいのに、手についても払えばきれいに落ちます。

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他にも、同じ建物内に併設される、おでかけ広場、保育施設、発達相談室、水中活動室を見学。

こちらは保育施設の1、2歳児の部屋。全てがミニチュアのようで可愛い。

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こちらは水中活動室。障がいのある方、麻痺のある方などが安全に水中運動を楽しむための施設です。

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4月から、こうした施設がしっかりと活用されて、区民の福祉に利するよう議会からも後押しをしていきます。

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