世田谷区長の不適切ツイート。自称教育ジャーナリストの世田谷区長ですが、これでは教育のド素人と言わざるを得ない。

世田谷区議会議員、桃野芳文です。

本日のブログも桃野の予算特別委員会の質疑より。

教育長、教育次長、教育政策部長。こちらからの質問に全く答えようとしません。議会軽視も甚だしい。

そして、そんな状況ですぐ近くに座っている区長が、何もできずに無言で座り続ける世田谷区政って何?

■質疑の様子はこちらからご覧下さい。12分13秒ぐらいからが、このブログの内容部分です。

世田谷区の教育所管、そして世田谷区長は、それぞれ一体どこを向いて仕事をしているのでしょう。

自称教育ジャーナリストの世田谷区長は、「目立ちたい」ありき。教育長らは、子ども達のためが第一でなく、世田谷区長のご機嫌を損ねないようにするのが優先。そう思わざるを得ない時間でした。

まずはこちらの世田谷区長のツイートをご覧ください。

スクリーンショット 2020-02-26 12.44.20

世田谷区長が自身のツイッターで「校則を全撤廃した桜丘中学校の学力は、世田谷区内でトップクラス。特に英語はダントツの成績だ」と公表しています。

これには驚いた。

他の多くの自治体も同じ考えですが、世田谷区では、文科省の「全国学力・学習状況調査」(いわゆる学テと呼ばれているもの)の結果なども含めて学校ごとの成績は公表していませんし、それを公表することは不適切としています。

こういう調査の結果を個別に開示することは誤解を招くこともある。

(例:特別な配慮を要する子ども達がたくさんその学校にいれば、テストの成績は全体の結果として低くなることもある)

(例:特別成績の良い子どもは少ないが、いわゆる落ちこぼれはいない。授業についていけない子どもを作らないという学校の平均点はどうなるか)

それを世田谷区のトップ、世田谷区長が軽々にツイッターで世の中にこのような情報を発信するなんて。

桃野は、教育長らに問いました。ちなみに世田谷区長もすぐ近くに座っています。

以下、質疑内容。

○桃野「(区長はこんなツイートをしている)英語は桜丘中がトップらしいが、数学や国語の一番はどこですか」

■池田教育政策部長「各学校ごとの成績については公表していません」

○桃野「公表すべきではないのですよね」

■池田部長「公表することは適当だとは考えていません」

○桃野「世田谷区長がこんなツイートをしている。教育長はどう思いますか」

■渡部教育長から「他自治体と同様、世田谷区もこれまでは(公表を)やっていません」など、噛み合わない答弁。

○桃野から「世田谷区長がこういうツイートをしていることをどう思うかと問うている」、と繰り返し質問。

■浅野教育次長「トップクラスというのは一般的に成績が良いという表現だと考えます」

○桃野「この区長のツイートは許されるということなんですか」

■浅野教育次長「学校ごとの比較は公表していません」

○桃野「それは聞きました。教育長でもいいからちゃんと答えてください。区長がこういうツイートをされることについての意見を、教育のトップとしての意見を聞かせてくださいよ」

■渡部教育長「今までは、区長がそういうことをつぶやくということは認識していませんでした。これから先のことについては区長とも話し合いをしながら進めていきたいと思います」

○桃野「そんな呑気なことを言っている場合じゃないと思いますよ。これはもうやめてくれと言うべきことなんじゃないですか。こう言うことを発信することをやめてくれと言わなきゃいけないんじゃないですか」

■池田部長「区長とこの件について意見交換をさせて頂きたい思います」

○桃野「意見交換というのは、(こういう区長のツイートを)認めることもあるという判断なんですか」

■池田部長「教育委員会としての考えを、お伝えさせて頂きたいと考えています」

○桃野「教育委員会の考えを、お答えしてくださいよ。ここで私に。」

■池田部長「教育委員会としては各学校の比較となるような公表の仕方はしていないということを区長にお伝えしたいと思います」

○桃野「教育(所管)がやってないのは、わかります。今聞いた。区長が(こういうツイートを)やることについて、やめてくださいというのか、いいですよというのかということですよ、簡単にいうと。もう時間ないから何回も言わせないでください。」

■渡部教育長「繰り返しになりますが・・・」

○桃野「委員長、注意してくださいよ。私の聞いてることに答えてないじゃないですか」

◉委員長「そうですね。質問に対しての答弁をお願いします」

■渡部教育長「これから先のことについて考えていきたいと思いますので、区長と話をしていきたいと思います。今まではそういうことをやっていないということをしっかりお伝えする」

○桃野「時間の無駄だから、もうやめますけど。あなた達はどこを向いて仕事をしているんですか。教育者でしょう。どこを向いて仕事をしているんですか。言わなきゃいけないことは言わなきゃダメでしょう。それを最後に申し上げておきます。それとこれ(区長のツイート)は事実ですか」

■池田部長「他校との比較の中での情報は提供していませんので、(答弁を)控えさせて頂きます」

○桃野「事実だとすれば、教育委員会が従来、公表すべきではないとする内容について、その情報に触れられる立場の人が(ツイートを)やってしまう。これは大きな問題だと思いますよ。根拠がないならデマですよ。それは問題ですよ。その辺も含めてしっかりと区長と話をしてください。教育長に約束して頂きたいので聞きます。」

■渡部教育長「今のお話をしっかり受け止めてお話をさせて頂きたいと思います」

質疑内容は以上。

「自称」教育ジャーナリストの世田谷区長のツイートですが、これでは教育ジャーナリストどころか、教育のど素人であり、区長として甚だ不適切。

そして、その区長の行動を諫めるべき立場の教育長らも区長の顔色を伺うばかりでいうべきことが言えない。

言えない空気を作っている区長も、子ども達のことではなく区長の顔色ばかりを気にする教育長らも大問題。

桃野は少しずつでも組織改善が進むよう、行動をして参ります。

スクリーンショット 2020-03-07 11.32.50

トップへ戻る