新型コロナウィルス関連。イベント中止の場合は「会場使用料のキャンセル料は免除」することとなりました。

世田谷区議会議員、桃野芳文です。

新型コロナウィルス対策として、世田谷区でも様々な区イベントを中止、延期しています。

2月27日時点で「2/28〜3/15の期間で延期、中止するイベント」は293件、「開催」は32件、検討中は7件です。

区では

・閉鎖された屋内

・不特定多数の人が集合

・合唱や吹奏楽、向かい合って話し合う場面がある

など、飛沫の拡散が予測される場合を中止、延期する判断基準としています。

区のイベントとは別に、市民活動などで公共施設を使ったイベントを予定されている方もいらっしゃるでしょう。中には「会場を予約していたけど残念ながら開催中止」という方も多いのではないでしょうか。

実は桃野も当初、3月にタウンミーティング開催を予定していましたが、皆さんへのご案内前に中止の判断をし、今のところ次回開催を6月6日(土)としました。

今般、世田谷区では、公共施設の会場や付帯設備を予約していた方に対してキャンセル料を免除することとしましたので、キャンセル料の扱いについて不安に思われていた方も、適切に中止、延期についてご判断ください。

新型コロナウイルス感染症に伴う会場使用及び付帯設備使用キャンセル時の使用料等の取扱いについて】(世田谷区のサイト)

対象は、原則として、令和2年2月1日(土曜日)以降に、以下の会場等の利用をキャンセルされた方。ただし、1月31日以前に予約を取り消した場合でも、取り消した方から返金の申請があり、新型コロナウィルスの影響による取り消しと認められる場合は対象となります。無断キャンセルは対象外です。

・各区民会館(別館含む)     
→各区民会館にお問い合わせください。

・けやきネットで予約する会場
→詳細は、けやきネット「お知らせ」欄をご覧ください。

・上記以外については、申込みをした時の各施設担当へ直接お問い合わせください。

※宿泊施設及びレストランの飲食部分、自転車等駐車場、レンタサイクルポート、特別養護老人ホーム等利用料はこれに含まず、通常通りの取扱いなっています。

■桃野もタウンミーティングの開催を当面見合わせています。6月のご参加お待ちしています。

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新型コロナで休校、子どもを置き働きに行けないという方はご検討下さい。私立小在学児童も区の学童クラブ利用できます。

世田谷区議会議員、桃野芳文です。

世田谷区の区立小中学校は、3月2日(月曜日)から2週間休校。その後については休校中の状況を見て判断となっています。

普段、子どもが学校に行っている間は仕事をしていたという方、下校後は他の居場所があったがそこが新型コロナの関係で休業となってしまって困っているという方もいらっしゃいます。

子どもが日中、もしくは日中から夕刻にかけて安心できる場所にいたのに、その居場所がなくなってしまった。子どもが小さくまだ一人で家に置いておけない、仕事は休めない、どうすれば良いのかというお困りの声も届いています。

それぞれのご家庭で様々なご事情、ケースがあるかと思いますが、世田谷区の新BOP(BOP、学童クラブ)も対応をしておりますので、お困りの方は、世田谷区の所管課にご相談ください。

・学童クラブについて
 児童課 03-5432-2317

・BOPについて
 生涯学習・地域学校連携課 03-5432-2723

区立小学校に在籍している方はBOPが利用できます。又、区立小に在籍していない児童は、BOP利用ができないため、学童クラブへの入会を受け付けています。

学童クラブは、入会要件を備えたご家庭から入会申請書が提出された場合は迅速に審査し受け入れる方針となっています(3/3、20:15、児童課長に確認)ので、ご希望の方は入会をご検討ください。

入会に必要な書類等については、「平成31(2019)年度 新BOP学童クラブ児童募集案内」(世田谷区のHP)でご確認ください。又、各新BOP、各児童館、児童課窓口にても書類等を配布しています。

世田谷区では、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向け、高齢者施設(一部)を臨時休館することとなりました。

世田谷区議会議員、桃野芳文です。

世田谷区では、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向け、高齢者施設(一部)を臨時休館することとなりました。

現在の休館予定は、令和2年3月4日(水曜日)~令和2年3月15日(日曜日)

※臨時休館の期間は延長となる可能性があります

対象施設は以下。

・老人休養ホームふじみ荘(世田谷区上用賀6丁目2番13号)

・ひだまり友遊会館(世田谷区若林4丁目37番8号)

・せたがや がやがや館(健康増進・交流施設)(世田谷区池尻2丁目3番11号3F・4F)

・ 北烏山東敬老会館世田谷区北烏山2丁目2番6号)

・上馬高齢者集会所(世田谷区上馬4丁目36番9号)

・桜高齢者集会所(世田谷区桜1丁目2番19号)

上記施設では、会合や休養の他、健康麻雀、運動、ダンスなどが行われており、感染拡大リスクを鑑みての休館となりました。

 

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新型コロナ。世田谷区長は「政府は検査を制約するな!」の主張のようだけど。そもそも行政検査の仕組みを知らない?

世田谷区議会議員、桃野芳文です。

今日から世田谷区議会予算特別委員会、始まりました。

桃野は今日の総括質疑、明日(6日)の企画総務委員会所管質疑、10日の区民生活委員会所管質疑で、質疑を行う予定です。

今日は総括質疑。

各会派、やはり新型コロナウィルス関連を問う質疑が多かった。

桃野も大きく3つのテーマで質疑を行ったのですが、まず最初は新型コロナウィルス関連。

新型コロナウィルス感染に対する検査(PCR検査)の進め方について。

■質疑の動画はこちらからご覧ください。

世田谷区はPCR検査にどういう姿勢で臨んでいるのでしょう。

こちらは世田谷区長のツイッター。

PCR検査

世田谷区長は、PCR検査については、政府を批判しているようなツイートを連発しています。

「国は検査に制約をかけている。」

「検査をすると陽性の判定がどんどん増えて見た目の患者数が増えるから、それを防ごうとしている。」

区長はそう考えているようです。

政府に対して「もっと検査をやるべきだ!」と言いたいよう。

でも、これは大きな間違い。政府に「検査を増やせ」っていうのはお門違いなんです。

そんなこと言うなら、自分が「世田谷区ではもっとPCR検査をするぞ!重症者だけでなく軽度の肺炎を患っている方も検査対象にする!」って判断すればいいんです。

いつまでも社民党の国会議員時代と同じ気分で威勢よく政府の批判をするのではなくて、区長としての仕事をやってもらわないと困る。

新たな感染症が蔓延するかどうかという危機が叫ばれ、多くの区民が不安になっている中です。ツイッターでワーワーと政府批判をしていたら気分はいいのかもしれませんが、そんなことしていて区長としては何か意味があるのでしょうか。

もしや、世田谷区長、行政検査の仕組み知らないのかもしれませんけど。

区長にはツイッターに齧り付いている時間があるなら「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」そして「世田谷区保健所長委任規則」を読んで欲しい。

感染症の発生を予防したり、蔓延を防止したりするための行政検査について、検体の提出や採取を命令することができるのは、保健所長。これは区長から委任されているからこその権限です。

しかし前述の規則では「重要又は異例に属する事項については、あらかじめ区長の指揮を受けなければならない」とされ、更に「特に必要を認めるときは、直接その権限を行うことができる」と定められていますから、行政検査をするしないについて、最終的に判断を下せるのは区長なんです。

この権限関係については、今日の質疑でも保健所長(保健所トップであり医師)が明確に答弁しています。

「PCR検査について制約をかけるなんておかしい!」というなら、世田谷区長が自分でどんどん指示を出せばいいんです。保健所、保健所長に。

 区長がこんなことをツイッターに書き込んでいるタイミングで、世田谷保健所では「妊婦に対する検査拒否」も起きています。こちらは2月29日のTBSの報道番組「報道特集」でも取り上げられた出来事。

 

過去ブログはこちら。

新型コロナウィルス。世田谷区の姿勢はいかに?2月29日(土)の17:30〜、TBS「報道特集」ご覧ください

桃野は一概に「PCR検査をどんどんやれ」とは思いません。しかし少なくとも世田谷区長は保健所長と話し合って、どういう人を検査対象にするのか決める立場。それをやらずして、(その仕組みを知らずして?)どうやって区民を守れると言うのでしょうか。

 

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世田谷区長の不適切ツイート。自称教育ジャーナリストの世田谷区長ですが、これでは教育のド素人と言わざるを得ない。

世田谷区議会議員、桃野芳文です。

本日のブログも桃野の予算特別委員会の質疑より。

教育長、教育次長、教育政策部長。こちらからの質問に全く答えようとしません。議会軽視も甚だしい。

そして、そんな状況ですぐ近くに座っている区長が、何もできずに無言で座り続ける世田谷区政って何?

■質疑の様子はこちらからご覧下さい。12分13秒ぐらいからが、このブログの内容部分です。

世田谷区の教育所管、そして世田谷区長は、それぞれ一体どこを向いて仕事をしているのでしょう。

自称教育ジャーナリストの世田谷区長は、「目立ちたい」ありき。教育長らは、子ども達のためが第一でなく、世田谷区長のご機嫌を損ねないようにするのが優先。そう思わざるを得ない時間でした。

まずはこちらの世田谷区長のツイートをご覧ください。

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世田谷区長が自身のツイッターで「校則を全撤廃した桜丘中学校の学力は、世田谷区内でトップクラス。特に英語はダントツの成績だ」と公表しています。

これには驚いた。

他の多くの自治体も同じ考えですが、世田谷区では、文科省の「全国学力・学習状況調査」(いわゆる学テと呼ばれているもの)の結果なども含めて学校ごとの成績は公表していませんし、それを公表することは不適切としています。

こういう調査の結果を個別に開示することは誤解を招くこともある。

(例:特別な配慮を要する子ども達がたくさんその学校にいれば、テストの成績は全体の結果として低くなることもある)

(例:特別成績の良い子どもは少ないが、いわゆる落ちこぼれはいない。授業についていけない子どもを作らないという学校の平均点はどうなるか)

それを世田谷区のトップ、世田谷区長が軽々にツイッターで世の中にこのような情報を発信するなんて。

桃野は、教育長らに問いました。ちなみに世田谷区長もすぐ近くに座っています。

以下、質疑内容。

○桃野「(区長はこんなツイートをしている)英語は桜丘中がトップらしいが、数学や国語の一番はどこですか」

■池田教育政策部長「各学校ごとの成績については公表していません」

○桃野「公表すべきではないのですよね」

■池田部長「公表することは適当だとは考えていません」

○桃野「世田谷区長がこんなツイートをしている。教育長はどう思いますか」

■渡部教育長から「他自治体と同様、世田谷区もこれまでは(公表を)やっていません」など、噛み合わない答弁。

○桃野から「世田谷区長がこういうツイートをしていることをどう思うかと問うている」、と繰り返し質問。

■浅野教育次長「トップクラスというのは一般的に成績が良いという表現だと考えます」

○桃野「この区長のツイートは許されるということなんですか」

■浅野教育次長「学校ごとの比較は公表していません」

○桃野「それは聞きました。教育長でもいいからちゃんと答えてください。区長がこういうツイートをされることについての意見を、教育のトップとしての意見を聞かせてくださいよ」

■渡部教育長「今までは、区長がそういうことをつぶやくということは認識していませんでした。これから先のことについては区長とも話し合いをしながら進めていきたいと思います」

○桃野「そんな呑気なことを言っている場合じゃないと思いますよ。これはもうやめてくれと言うべきことなんじゃないですか。こう言うことを発信することをやめてくれと言わなきゃいけないんじゃないですか」

■池田部長「区長とこの件について意見交換をさせて頂きたい思います」

○桃野「意見交換というのは、(こういう区長のツイートを)認めることもあるという判断なんですか」

■池田部長「教育委員会としての考えを、お伝えさせて頂きたいと考えています」

○桃野「教育委員会の考えを、お答えしてくださいよ。ここで私に。」

■池田部長「教育委員会としては各学校の比較となるような公表の仕方はしていないということを区長にお伝えしたいと思います」

○桃野「教育(所管)がやってないのは、わかります。今聞いた。区長が(こういうツイートを)やることについて、やめてくださいというのか、いいですよというのかということですよ、簡単にいうと。もう時間ないから何回も言わせないでください。」

■渡部教育長「繰り返しになりますが・・・」

○桃野「委員長、注意してくださいよ。私の聞いてることに答えてないじゃないですか」

◉委員長「そうですね。質問に対しての答弁をお願いします」

■渡部教育長「これから先のことについて考えていきたいと思いますので、区長と話をしていきたいと思います。今まではそういうことをやっていないということをしっかりお伝えする」

○桃野「時間の無駄だから、もうやめますけど。あなた達はどこを向いて仕事をしているんですか。教育者でしょう。どこを向いて仕事をしているんですか。言わなきゃいけないことは言わなきゃダメでしょう。それを最後に申し上げておきます。それとこれ(区長のツイート)は事実ですか」

■池田部長「他校との比較の中での情報は提供していませんので、(答弁を)控えさせて頂きます」

○桃野「事実だとすれば、教育委員会が従来、公表すべきではないとする内容について、その情報に触れられる立場の人が(ツイートを)やってしまう。これは大きな問題だと思いますよ。根拠がないならデマですよ。それは問題ですよ。その辺も含めてしっかりと区長と話をしてください。教育長に約束して頂きたいので聞きます。」

■渡部教育長「今のお話をしっかり受け止めてお話をさせて頂きたいと思います」

質疑内容は以上。

「自称」教育ジャーナリストの世田谷区長のツイートですが、これでは教育ジャーナリストどころか、教育のど素人であり、区長として甚だ不適切。

そして、その区長の行動を諫めるべき立場の教育長らも区長の顔色を伺うばかりでいうべきことが言えない。

言えない空気を作っている区長も、子ども達のことではなく区長の顔色ばかりを気にする教育長らも大問題。

桃野は少しずつでも組織改善が進むよう、行動をして参ります。

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区役所の幹部職員が退職後に天下りする「外郭団体」。ここでも公私混同が横行している。

世田谷区議会議員、桃野芳文です。

本日のブログも桃野の予算特別委員会の質疑から。

世田谷区の幹部職員から区の外郭団体「世田谷区産業振興公社」に天下り、そして産業振興公社の幹部としても数年前に退職している「元区幹部職員」の話。

この元区幹部職員が、私的な会合で産業振興公社の会議室を好き勝手に利用しています。まさに公私混同。

■質問の様子はこちらでご覧ください。20分20秒まで早送りするとこのブログ内容の質疑部分になります。

世田谷区の外郭団体である「世田谷区産業振興公社」は税金を使って運用され、そこが区幹部OBの再就職先にもなっています。そこでこういう公私混同が行われているというのは、あってはならないこと。

ちなみに産業振興公社が使用しているフロアーは、区が貸しているものですが、産業振興公社は、その区から借りているフロアーを使って、区民らに会議室を貸し出す事業をやっています。こちらは有料。

大小、二つの会議室があり、大きい方は一日22,360円、小さい方は一日9,620円。午前、午後、夜間などの価格設定もあり貸し出しをしています。

その一方で、この貸し出し用ではない、通常の産業振興公社の執務で使用するべき会議室をOBが好き勝手に利用していたとなれば、区民に一体、どういう説明がつくのでしょうか。

誰がどういう経緯で貸していたのか。これまでどれくらいの期間、どれくらいの頻度でこういうことが行われてきたのか。まだわかっていないことが多いですが、先ずは区役所の施設、そして他の外郭団体も含めてこういうことが行われていないか、ということを調べなければなりません。そして、こうした公私混同を世田谷区、区の外郭団体から一掃しなければなりません。

今回は質疑時間の関係で、この問題に深く突っ込むことはできませんでしたが、引き続き議会で取り上げていきます。以前から取り上げていますが、この「外郭団体」には税金の無駄遣いを含めて、次々と問題が起こっています。

「区幹部OBの天下り先の確保のため」の外郭団体なら、当然区民にとっては一切必要無し、ということになります。

 

区職員が歴史的な資料を素手でガサガサと。胸ポケットの中のものやネームプレートも資料を傷つけそう・・・。

世田谷区議会議員、桃野芳文です。

本日のブログも桃野の予算特別委員会の質疑から。

現在区が編纂中の「世田谷区史」の問題についてです。

これまで、区史編纂のために専門家に執筆いただいた資料が、著作権を無視して世田谷区のデジタルミュージアムに無断で掲載されていたなどの問題を取り上げてきました。

これについては、区が著作権侵害を認めて、当初デジタルミュージアムに掲載されていた多くのコンテンツが現在、一旦非公開となっています。

そして、今度は区職員による資料の杜撰な取り扱いが資料提供者や専門家の皆様から批判を受けているという話。

■質疑の様子はこちらでご覧ください。冒頭より11分52秒までの質疑が本ブログの内容となります。

先ずはデジタルミュージアムの著作権侵害。問題解決に向かって進んでいるとは言い難い現在の区の対応についてです。

区史編さんを担う世田谷区の政策経営部が、著作権侵害を受けた当事者と向き合わなければ、この問題が解決に向かうことは無いというのが桃野の考え。政経部としてこの問題に今後どう取り組むかと問いました。

それに対して政経部長の答弁は概ね以下内容。


各委員が執筆した執筆物については、著作権の譲渡や利用許諾を得て庁内各部で活用したり、区民に公表できる方向で整理したい。年度内にまとめて各委員の了承を得たい。


次回の専門部会の開催の際などに、私が著作権侵害の本人に会い、ご意見・ご意向を聞いて、引き続きお力になってもらえるかお願いしたい。


区史編纂は、令和7年度までに中世、近代、現代と6冊発行する大事業。実務の責任者として進行管理をしっかり担っていく。

そして、杜撰な資料の扱いについて。

区史編纂事業については「せたがや動画」でも「魅せます!せたがや「新たな『区史』編さん中!!~世田谷の歴史を後世へ~」のタイトルで動画が公開されています。

魅せます!せたがや「新たな『区史』編さん中!!~世田谷の歴史を後世へ~」】(世田谷区のサイト)

その中の一コマがこちら。区職員が、貴重かつ繊細な紙の資料をガサガサと。胸ポケットの中のものや胸からぶら下げたものが資料を気づけないかということについても見ていてヒヤヒヤします。

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これは、貴重な資料を区に提供してくださった方で、動画を観た方から桃野が直接ご意見を頂いた案件でもあります。

中世後半から近世(江戸時代前半)にかけてのご先祖様の情報提供、資料提供でご協力いただいた方が実際に、区の資料の取り扱いに不安を感じています。

しかも、区はこの件について既に「区長へのメール」などで「資料の扱いが杜撰ではないか」という趣旨で複数ご意見を頂いているよう。そして、そのご意見に「資料の扱いに問題はない」の見解で返信をしているとのこと。これは素人目から見ても不適切であることがわかります。

これについて政経部長からは以下の趣旨の答弁。


区職員の資料の扱いに問題があるのではないかと意見を頂いている。職員には、貴重な資料を傷つけることが無いよう、資料を扱う際はネームプレートを外したり、胸ポケットの中に物を入れないよう、周知した。


区長へのメールに対する返信は、不適切だった、改めるということが伝わらず反省する。


区の取り組みに不信感を持たれないよう、指摘された動画は編さん委員会の意見を聞き、休止を含めて判断する。

世田谷区の大事業であるにも関わらず、数々の問題を引き起こし、順調に進捗しているとは言い難い「世田谷区史編纂」ですが、区民の税金で、平成29年度の決算で約1700万円、平成30年度の決算で約1700万円、令和元年度の予算で約2500万円のお金が投じられています。

庁内各部署が連携して早期正常化に向けて取り組んでもらわなければなりません。

これまでの「全く無駄な仕組み」が改められ、公平公正な仕組みへ。長年の具体的な政策提言が実りました。

世田谷区議会議員、桃野芳文です。

今日のブログも桃野の予算特別委員会での質疑より。分限懲戒審査委員会の仕組みについて。

質疑の様子はこちらの動画でご覧ください。11分57秒まで早送りすると本ブログ該当部分になります。

これは、もう桃野が議会で最初に取り上げてから8年になります。平成24年、つまり2012年も2月から取り組んできた問題。

以下、世田谷区役所の職員が何か不祥事を起こした際、懲戒処分が下されるまでの流れを図に示したものです。

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区職員の不祥事に対して、公平公正な処分を下すための機能、分限懲戒審査委員会。

ところが、これまでは、これが全く「意味がない」「無駄」という仕組み。こんな仕組みが長年続けられていました。

この職員を懲戒免職にするのか、停職にするのか、減給にするのか、はたまた注意だけで済ますのか。こうした懲戒処分案を作るのは区長。この処分が妥当なのかどうか判断する分限懲戒審査委員会の委員長も区長という摩訶不思議。

現在の区長(保坂区長であり保坂委員長)はこんな仕組みに何の疑問も持たず、何年も繰り返してきました。現区長、一体どういうものの見方、考え方をしているのでしょう。

この仕組みの最大の問題点は、区長が恣意的に処分の量定を調整しても誰もそれを妨げられないということなんです。お手盛り処分を可能にする仕組み。

実際に、保坂区長(=保坂委員長)の下した懲戒処分が、特別区の人事委員会によって覆されるという事件も起きています。

区長の処分案に対して、第三者の目でその妥当性を判断する仕組みが必要。桃野はこの仕組みの抜本的な改善を求め続けてきたんです。

昨年の12月より、仕組みの改善を実現するところまでこぎつけていたのですが、先の予算特別委員会でようやく議会答弁として出て参りました。

世田谷区の分限懲戒審査委員会の委員長は区長ではなく副区長へ。そして委員の中に第三者として外部から弁護士が入ることになりました。

これで、これまでの「全く無駄な仕組み」が改められ、これまでよりも公平公正な仕組みになりました。良かった。8年は長かったですが、長年の具体的な政策提言が実りました。

真面目に働く職員のためにも、不良職員には厳正な処分を。区長のお手盛りではなく公平公正な処分が必要なのはいうまでもありません。

「懲戒処分の指針」も見直す必要あり。区に提言してきました。「非違行為の繰り返し」には厳しい処分が下されるべき!

世田谷区議会議員、桃野芳文です。

昨日に続いて今日のブログも区職員の懲戒処分に関連して。

こちらもこれまで区側に提言してきたことですが、桃野の提言が実現へもう一息。

こちらは質疑の様子。21分57秒まで早送りすると本ブログの内容となります。

区職員が不祥事を起こせば、懲戒処分の対象になります。

最も重い処分は懲戒免職。これはいわゆる「クビ」ですね。他にも、停職、減給、戒告の処分があります。

・免職

いわゆるクビ。世田谷区の「職員の退職手当に関する条例」では16条で「当該一般の退職手当等の全部又は一部を支給しないこととする処分を行うことができる」と定められています。

・停職

停職の期間は1日以上6月以下となっています。停職者は職務に従事することはできませんし、停職の期間中は、いかなる給与も支給されません。

・減給

給与が減らされます。1日以上6月以下の範囲で給与の5分の1以下を減ずるものと定められています。

・戒告

懲戒処分の中では最も軽い処分で、いわゆる「注意」ですね。文書による戒めが与えられます。

その他、訓告や厳重注意などが下されることがありますが、これは条例で定められる懲戒処分ではありませんので、ごく軽い注意といったイメージでしょうか。

世田谷区の場合、これらの処分は「懲戒処分の指針」に基づいて行われるのですが、桃野はこれまでこの懲戒処分の指針についても何度か議会で取り上げてきました。

例えば、この懲戒処分の指針はあっても、これに沿わずに軽い処分で済まされているということも過去指摘をしてきました。

世田谷区のA職員は、平成28年10月1日(土)の午後7時頃〜午前0時過ぎまで飲食店2軒をハシゴして電車で帰路へ。ところが車内で眠ってしまい降車駅を乗り過ごしてしまいました。

おそらく終着駅でのことでしょう。車内で駅員に起こされ、A職員は、その駅で下車。そして、まだ飲み足りなかったのか、ラーメンでも食べたくなったのか。駅近くの飲食店に立ち寄ります。

その後、店先に置いてあった自転車に乗り自宅へ。

自転車を運転中、巡回中の警察官に職務質問を受け「この自転車は自分のものではありません」と認めます。

その場で警察署に連れていかれて一泊。

翌日の9時から事情聴取、現場検証などが行われ、11時頃になってようやく帰宅を許されました。

警察官に呼び止められた際は、自分の名前すら言えないほど泥酔していたと言いますから、そのままであれば(他人の自転車で)人身事故を引き起こしていた可能性もあるでしょう。

他人の自転車を盗み、飲酒運転。その途中で警察官に捕まり、警察署で一泊。その後、事情聴取と現場検証。

社会人としてあるまじき行為ですし、懲戒処分の指針に基づけば免職か停職の処分だろう、と思いきや・・・。

世田谷区長、副区長、人事部長、人事課長ら出した結論は「戒告」。

これは先に述べたように「注意」に相当するものです。

・以下、世田谷区の懲戒処分の指針より一部抜粋。

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・こちらは世田谷区が下した処分内容がわかる書類。黒塗り部分は区が「非開示」としたものです。

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過去ブログも参照ください↓

泥酔して電車を乗り過ごしたので、自転車を盗んで帰路へ。途中で警察に捕まった世田谷区職員の処分はいか程だと思う?

そして、今般取り上げてきたのが懲戒処分における「加重」について。

世田谷区の懲戒処分の指針には以下の記述があります。

・懲戒処分の指針より一部抜粋

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桃野が赤線を引いた部分「過去に非違行為を行い懲戒処分を受けたにもかかわらず、再び同様の非違行為を行った場合は、量定を加重する」。

例えば、こんなケース。

職員Aは2019年の1月、故意に職務上知った秘密を漏らし、公務の運営に重大な支障を 生じさせたとして停職処分を受けた。

その一年後、2020年の1月、Aは今度は他人の物を盗んだ。この「他人の物を盗んだ行為」は単発ならば停職相当と判断される事件だったが、過去の「秘密漏洩」による処分もあり、量定は加重され、停職より重い懲戒免職となった。

これ、一般的には処分内容について違和感を感じない方が多いのでは無いでしょうか。二回もそんな重大な事件を起こしたら「合わせて懲戒免職」となるのは仕方ない(or当然)だと。

ところが世田谷区の懲戒処分の指針からはそれはできないことになっているんです。

それは加重できるケースを「同様の非違行為の繰り返し」に限定しているから。

上記の例で言えば、職員Aが2019年の1月に秘密漏洩をして懲戒処分を受け、更に2020年の1月にも秘密漏洩をした場合に限って加重できるということ。

これはいくら何でも甘いのでは無いでしょうか。桃野は「非違行為の繰り返しには必ず加重せよ」と言っているわけではありません。「加重できる場合を極めて狭い範囲に限定しているのは問題だ」と言っているのです。

事実、世田谷区役所では、二度も警察に逮捕されている職員が一度目と二度目の行為が「同様では無いから」と懲戒免職にならなかったケースがありました。

この懲戒処分の指針は変えるべき。これまで桃野は区側に働きかけてきました。

先の予算特別委員会で人事課長より「(桃野の)指摘の趣旨を踏まえて検討をしてきた。同様の非違行為を行った場合に限らず、過去の非違行為の状況を量定の判断要素とすることを検討している。懲戒処分の指針については適時適切に見直していく」旨の答弁がありました。

これは桃野の提言が実現に向けて進んでいると捉えて良い答弁。引き続き、懲戒処分の指針の見直しを区に働きかけていきます。

 

災害対策は命の問題。「ちゃんとやってます、ご安心を」の答弁が「実はできてませんでした」と簡単に覆ってしまうとは。

世田谷区議会議員、桃野芳文です。

今日のブログは災害対策。

これまで何度も議会で取り上げてきたテーマです。

首都直下地震は必ずやってきます。そして、地震だけでなく水害への備えも必要。災害対策に終わりはありません。

先の予算特別委員会で取り上げたのが、区と各団体との防災協定について。

ここで、いい加減な区の姿勢が明らかになりました。災害対策という人の命がかかる施策でこれはちょっとひどい。

先ずは、こちらの質疑をご覧ください。26分52秒まで早送り、そこから最後までの6分間が該当の部分です。

近年、災害に強いと評価されているLPガス(プロパンガス)。北海道東部胆振地震でも、電気や都市ガスと異なりエネルギー途絶の無かったエネルギー源として注目されています。必要な機材を備え付ければガスを使った発電機としての利用も可能。

桃野は、このLPガスを使ったエネルギー供給を、災害時の対応の最前線となる「避難所」や「まちづくりセンター」で導入を進める提案をしようと考えていました。

桃野の質疑時間は3月6日の午後だったのですが、同日の午前中に行われた他会派の議員の質疑では災害対策課長とこんな内容が交わされていました。

*他会派の議員

「昨年の7月31日現在、区が企業などと交わしている防災協定は334番まであった。協定内容はどのように確認しているのか。確認の頻度、確認の担当を問う」

■災害対策課長

災対各部において、所掌する協定の連絡担当者の相互確認を毎年度当初に行うとともに協定内容の検証や見直しに取り組んでいる。

つまり「防災協定については、毎年一回、中身の確認や見直しをしています。ご安心を」という答弁ですね。

そこで桃野はLPガスを使った災害対策について具体的な政策提言をする前に、LPガスに関する防災協定についても区側に確認すべきと考え、災害対策課長に問いました。これが3月6日の午後。

○桃野

午前中、他会派からの質疑で防災協定に関する内容があった。世田谷区は「災害時のLPガス供給に関する協力協定」をプロパンガス業界の団体と結んでいる。これは今でも有効な協定か。

■災害対策課長

その協定は平成8年に結んだ協定を平成22年4月8日に改訂したもの。現在も協定としては有効。

○桃野

この協定の6条に「区の要請により、協定の相手が区に対して、災害時にどれくらいのLPガスを供給可能なのかその数量、その他必要な事項を毎年世田谷区に報告する」とある。世田谷区は毎年要請をし、供給可能数量を確認しているか。

■災害対策課長

現在、報告の内容について手元に資料がないので、確認はできないが、これは毎年、(協定の)相手先の確認等やっているので、その中での報告がされていると認識しているが、具体のここの協定については資料を確認していない。該当所管で確認していると思うが、改めて確認する。

災害対策課長、午前中の他会派の質疑の中では「しっかりやってます」と答えていたのに具体的なところを聞いていくとなんか怪しげな答弁になってきました。

そこで、桃野の次の質疑の機会である3月10日に、LPガスの導入が始まっている「まちづくりセンター」の所管で再度、この話を突っ込んでみました。

以下動画の冒頭から8分12秒までが該当の部分です。

 

○桃野

3月6日の質疑で、災害時のLPガスの供給に関する協定について聞いた。その際に「該当所管で確認していると思うが、改めて確認する」と答弁があった。この協定の所管は「まちづくりセンター」になるのか。そして現場の「まちづくりセンター」として協定の中身が正しく履行されているか確認はできているか。

◉砧総合支所地域振興課長

所管は、災害対策本部(災害対策課)。確認したところ、6条で定める供給数は確認していないということがわかった。

結局、こんなやりとりになりました。

区民の命がかかる災害対策、こんないい加減なことでは困ります。

東日本大震災直後に誕生した保坂区政。保坂区長(現区長)は頻繁に、災害対策は自分の使命というようなことをかっこよく発言していますが、実情はこんなところ。全くお粗末です。

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