世田谷区役所45歳、課長級職員がセクハラ等により懲戒処分。セクハラによる懲戒処分はこれまでに無かった動きです。

世田谷区議会議員、桃野芳文です。

世田谷区の職員に懲戒処分が行われました。

本日(2019.12.26)付け、減給20分の1を5ヶ月。

懲戒処分を受けたのは45歳の男性で副参事の職層にある者、これは職位でいうと課長級ですから、管理職ということになります。

この副参事、以下の非違行為を行っていました。

簡単に言うと、、、

1)昨年8月から7ヶ月間もの間、仕事に遅刻をしても正しく出勤していたかのように偽っていた

2)昨年7月から、職場内でセクハラを繰り返していた

担当所管である総務部長の説明では「セクハラは相手がいることなので(被害者の特定など二次被害を防ぐためにも)、これ以上は公表しない」ということでした。

2018年12月25日の「区報せたがや」にて公表されている数字から拾うと、世田谷区役所の課長の平均給与月額は42万6千円、年間支給額は1,052万6千円。

単純にこの数字を当てはめると、減給20分の1で5ヶ月というのは、月々のお給料から5か月間、2万1,300円ずつマイナスということですね。計10万6,500円のマイナス。 

ただし、世田谷区役所の課長の平均年齢は52.7歳で、上記の数字も平均の数字です。

今回懲戒処分を受けたのは45歳の課長級ですから、これよりももう少し実際のマイナス額は少ないのかもしれません。逆にいえば、将来を期待される若手の課長だったのではとも思えますから、非常に残念な非違行為でもあります。

一方、総務部長と話していて、桃野がこれまで区側に政策提言し続けてきたことが、今回実ったことも知りました。

それは世田谷区の懲戒処分の仕組み。

懲戒処分において、これまでは「世田谷区長が処分内容を作り、その処分が妥当かどうかを判断するのも世田谷区長」という茶番劇、諮問をする人と答申する人が同じという摩訶不思議なことが繰り返されてきました。

本来、首長の恣意的な処分を防ぐための仕組みが全く機能しない状況。

過去ブログはこちら。

保坂展人さんが保坂展人さんに諮問し、保坂展人さんが保坂展人さんに答申する仕組み。これで恣意的な処分を防げる?

政令違反ですよね?桃野の質問に世田谷区長は一切答えず。総務部長にはぐらかさせて質問時間を費やさせるひどい状況

それが、この12月から(この処分に対する審査から)、諮問側は区長、答申側には区長は入らず且つ外部から弁護士を入れる形に変わったとのこと。

これは朗報です。桃野がこれまで訴えてきた「仕組みの改善」が実現しました。

そして、セクハラについてもこうして懲戒処分の対象になったこと自体は評価できます。桃野は「保坂区政はセクハラやパワハラに非常に甘い、もしくはそれを許しているということが推察される」と議会で取り上げてきましたから。

過去ブログはこちら

世田谷区役所ではセクハラは不問?保坂区政の隠蔽は許しません。行政不服審査法に基づき不服申し立てを行いました

区職員の不祥事については非常に残念ですし、組織のモラル維持、コンプライアンス(法令遵守)の徹底には不断の取り組みが必要であることは変わりません。

その一方で今回、区が桃野の政策提言が取り入れ仕組みを改めたことについては、世田谷区役所をより良い組織にするため、真面目に働く職員にとってのより良い職場環境づくりのためにも、とても良いことだと考えています。

スキャン 2019-12-26 15.36

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