世田谷区の幹部職員にも中には「間違いだった」と素直に誤りを認める誠実な方もいる。過ちて改めざる、是を過ちという。

世田谷区議会議員、桃野芳文です。

本日のブログも先の決算特別委員会より。

現在開催中の決算特別委員会では桃野、初日の「総括質疑」で質疑を行いましたが、その際に取り上げたテーマの一つが「世田谷区史編さん事業」について。

こちら参考ブログ↓

世田谷区の「学術的な著作物」に対する、権利擁護の意識が低すぎて驚くという話

区政施行85周年記念誌として編さんされた「往古来今」が誤りだらけという話と、そこから区のスケジュール管理の問題、事務局機能の脆弱さなどなど様々な問題が見えてきたという話。

そして、法律関係になるので、速やかに区が認識を改めなければいけない問題として指摘した事項も。

それは、ある専門家の方に「往古来今向け」として執筆していただいた研究成果を、区が承諾も連絡も事前の取り決めも一切なく、他の目的に利用していたということ。

具体的には「世田谷デジタルミュージアム」という区のサイトに同内容を掲載していました。

先の質疑では、無断掲載してしまった件では、その執筆者に対して謝罪するという答弁があった一方で「出典をつければ問題ない」とか、「(非を認めて削除したのではなく)より適切な資料に差し替えた」とか、区の責任を認めるのかどうかについてもよくわからない部分があったことを、既にブログ(上記ブログ)でお伝えしました。

総括質疑の中で「今の区の答弁はきちんと検証して欲しい」と要望していたのですが、その後、区の見解の整理もついたよう。

決算委員会(総括質疑、10/1)の後、 10月10日の決算委員会(文教委員会所管質疑)では、担当の部長が総括質疑での自身の答弁が誤りだったことを認めて、権利関係もしっかり整理して対応する旨の答弁がありました。

謝罪とともに、今回の桃野の指摘を受け止めて改善を図る旨の答弁。

一度、答弁したことについては「後に間違いだと気づいてたとしても」訂正も謝罪もしないという姿勢は、これまでの世田谷区役所で何度も見られてきたこと。

「行政の無謬性」を頑なに守ろうとする人いるんですよね、たくさん。

単に「謝れない」というマインドなのかもしれないけど。

中には「明らかにい言い逃れできない状況になって、よくそんなこと堂々と言えるなー、厚顔無恥とはこのこと」と心底怒りを覚えるようなこともありましたが、今回の世田谷区の生涯学習部長の答弁は、そうではなく桃野にとっては「過ちては改むるにはばかることなかれ」という視点から、高く評価できるものでした。

過ちて改めざる、是を過ちという。過ちては改むるにはばかることなかれ。

権利を侵害された方に対しても、きっと誠実な対応をしてくれることでしょう。

世田谷デジタルミュージアムの他の事例についても誠実な態度で検証が行われていると想像しています。

■質問の様子(動画)はこちらでご覧ください。

・往古来今に関する質疑部分は、12分20秒あたりから始まります。

・桃野「総括質疑の時に申し上げましたけども」というべきところを「企画総務領域の時にも申し上げましたけども」と言っております。この場を借りて訂正いたします。(質疑内容には影響のない言い間違いです)

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