学校のルールって生徒にとっては強烈なんですよね。「変えよう!」となかなか言い出しにくいほどの力がある。

世田谷区議会議員、桃野芳文です。

世田谷区議会で取り上げてきた「ブラック校則」の問題。

まとまったものですと、2018年6月14日(一般質問)、2019年2月21日(一般質問)、2019年3月6日(予算特別委員会)で取り上げています。

議事録は世田谷区議会のサイトでご覧いただけますので、是非ご注目いただければと思います。

会議録はこちらから↓

世田谷区議会会議録検索システム

会議種別で「定例会」と「予算・決算」にチェックを入れて、「ブラック校則」を検索語にして探していただくと簡単です。

質問時の動画はこちらから↓ご覧いただけます。

桃野チャンネル

議会で取り上げる前、そしてその後も実際に区立中学校の生徒に、校則や制服について意見を聞く機会があるのですが、桃野が感じるのは、「やっぱり、子どもは素直で従順なんだな」っていうこと。

桃野が理不尽だなと思うような校則でも「先生に不満を言ったりはしない」「しょうがない」みたいな意見が結構多い。先生との力関係というか、言っても無駄みたいな感覚もあるのかもしれないけど。

ブラック校則を変えるには、ネットで騒げばいい/ひろゆき

上記の記事にあるように、明らかにひどい校則だけど、それを変えるのは難しいと思ったら「ネットで騒いだり、メディアに垂れ込んだり」するのも一考。地元の議員にメール一本でもいいんじゃないかな。ひろゆきさんが言う通り「世田谷区の議会で議論されたことがきっかけ」でブラック校則が話題になったという面もあると思いますし。

でも、学校のルールって生徒にとっては強烈なんですよね。「変えよう!」となかなか言い出しにくいほどの力がある。

だからこそ、学校側こそが時代にあったものに不断に見直していくべきという感覚を持つ必要があるのだと思います。「もう学校側が効率よく生徒を管理するために校則を利用するのはやめよう、本当に教育的な意義のあるものに変えていこう」という。

教育長も区長(首長)も、もちろん(世田谷区のように)知らん顔ではダメ。

「教育の中立性という原則があるので、行政は口を出さず、学校に任せるべき」と言った意見を聞くこともありますが、それは違います。

「下着は白」の強制とか「髪型なども含めて、男は〇〇、女は△△」なんていうのは、もはや人権侵害ですから、そういうことは首長、教育長がちゃんとリーダーシップを発揮して「調整」すべき話。

平成27年度から教育委員会制度が改められていて、教育委員会の代表たる「教育長」は首長が任命(議会の同意は必要)することになっていますし、首長は「総合教育会議」を招集し、教育長、教育委員とともに教育行政に対する協議・調整を行うことにもなっています。

そして、何より首長が理解しておかなければいけないのは、教育の目標や施策の根本的な方針(大綱)を策定するのは首長の役割だということ。

世田谷区の場合、世田谷区立中学校で月一回、服装自由のカジュアルデーを導入とか、校則をホームページで公開とか、何かと話題になる取り組みがいくつかあるのですが、画竜点睛を欠くの印象が拭えません。

普段は「下着は白」とか「髪留めは黒」とか、おかしなルールを運用していて「月一回は自由です!」なんてことに本当に教育的な意義はあるのでしょうか。

桃野は引き続き、世田谷区の学校におけるブラック校則の問題には取り組んでまいります。

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