こんな選挙はあり?なし?自分の投票した候補者が実は「得票が無効になるとわかっていて立候補していた」としたら。

世田谷区議会議員、桃野よしふみです。

統一地方選挙は4月に終わっておりますが、何らかの理由でそこからズレた時期に選挙を行っている地方議会もあります。

足立区議会議員選挙もその一つなのですが、昨日(5/19)からスタートしております。

どうやら初日から一悶着あったらしい。

私は元都議の音喜多さんのツイートで知ったのですが、ある政治団体に属する候補者が住所要件を満たしてない、つまり3ヶ月以上足立区に住所を有していないのにも関わらず立候補したようです。

 

 

立候補の手続きをしようとする某政治団体の代表と、「受け付けられません」とそれを拒もうとする選挙管理委員会事務局との”攻防”がyoutubeにアップされていましたので、少しみてみました。

どうやら政治団体代表者は「被選挙権がないことはわかっているが、立候補はできるはずだ」と主張されているようです。

おそらく「候補者が票数の上では当選ラインに達しても当選できない」「得票は無効になってしまう」ことは知っているが、立候補はするということなのでしょう。

実は、これあながち暴論でも無いんですよね。法のつくりの上では。

この政治団体についてはこの4月の統一地方選でもこんなことがありました。

届け出時のやりとり再現 播磨町議選“投票無効”の新人候補

居住日数たりず得票数ゼロに 兵庫県議選・伊丹選挙区の新人

この例があってのことですから「得票は無効になってしまう」ことをわかっていて今回もやっているんでしょうね。

でも、有権者からみればどうなんでしょう。自分の投票した候補者が実は「得票が無効になるとわかっていて立候補している」としたら。当然有権者は知らずに投票しているのでしょうから「裏切られた」という気持ちでは無いでしょうか。

得票は無効になるのはわかっていて立候補する、その目的は?

報道によると、この政治団体は、今夏の参議院選全国比例区に候補者を擁立する予定とのことですから、知名度アップを狙ってということなのかもしれません。

こういう例が頻繁に続くとなると「得票が無効となることが明々白々な者の立候補を拒む」仕組みが必要という声も大きくなってくるのでは無いかな。

senkyo_touhyou

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