世田谷区立中学校、「女子中学生の制服、スラックスも選べるよ」というのはいいけれど・・・

世田谷区議会議員、桃野よしふみです。

本日(1/30)の朝日新聞朝刊にこんな記事がありました。

女子中学生の制服、スラックスも選べるよ 世田谷と中野の全区立中

記事の内容を書き出すと。

・世田谷区中野区では今春から、全区立中学校で女子生徒もスラックスの制服(標準服)を選べるようにする。

世田谷、中野両区とも、区立中の制服の取り扱いは校長が決めている。世田谷区では、女子の制服をスカートとする学校と、スラックスも選べる学校の両方があった。今春からは区全体でこれを変え、制服のカタログにも「男子用」「女子用」と明記しないようにする。

・世田谷区では昨年、区議会で見直しを求める意見があり、区教委が検討。動きやすさからスラックスを好む女子生徒や性的少数者への配慮から区全体での取り組みを決めた。準備ができた学校から順次導入する。

ということなんですが、桃野はスカートorスラックスの制服を選べるというのはこれは良いことだと思います。良いことというか、時代の要請として「当たり前」ではないかな。

桃野はこれまで、制服、校則について議会で取り上げ、ブログにもアップしております。こちらを参照ください。

世田谷区から「ブラック校則」や「謎校則」を無くそう!前向きに動き出したように感じています

記事には、ちょっと誤解があるように思いますので、ここで補足しておきますと、世田谷区の区立中で「スカートでもスラックスでも自由に選べますよ」と積極的に選択性を運用していた学校は、これまでありません。

ただ、基本的には「標準服」なので、厳密な意味で強制的に着させているわけではなかったということと、学校によっては校長の方針で校則が皆無であったり、学校に制服を着てこなくても良い日を定めたり(よって女子生徒がスラックスをはいて登校などOK)、という学校があったということ。

これを世田谷区長と教育長が「誇張して」情報発信をしていたという方が真実に近いと思います。

しかも世田谷区長は、それを「世田谷区にはこんな学校があるんだぞ!」と自慢しているだけで、「じゃあ、あなたは何をしたの?」かといえば何もしていない。

桃野は昨年6月、議会でこのような指摘をしています。

・(制服も含めて)校則で定めることが適切な範囲について区が基準を示すべき。

同じ区立中学校なのに、校則がゆるい学校、厳しい学校、千差万別っておかしくないですか?ってこと。中には下着の色を決めるといった「ブラック校則」、これ何のためのルール?といったような「謎校則」を定める学校も実際に世田谷区にあるんです。

・制服もそうだが、その他の「男女別ルール」もおかしなものがある。改めるべき。

髪型で男子はこう、女子はこうなんて、もうそれもやめましょうということ。

区長も教育長も、メディア受けすることを発信しようと躍起になっていて、本質を捉えてないのではないか。男女別のルール(男子は短髪、女子は長髪ならくくるなど)全般についての見直し状況や、区が示す校則に対する考え方など、その後の進捗についてはしっかりとフォローし又ブログでも、ご報告いたします。

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