現在、スプレー缶の殆どにLPガスが使われています。いわば小さなプロパンガスボンベ。その危険性に十分な認識を。

世田谷区議会議員、桃野よしふみです。

年末の何かと気忙しい季節で、仕事が雑になったのでしょうか。

本来の取り扱い方法を守っていればこんなことにはならなかったと思うのですが・・・

■ 札幌の不動産会社店舗で爆発。建物が全焼、隣の居酒屋の客など52人が負傷

爆発の原因となったのは除菌消臭用のスプレー。不動産会社社員が、スプレー缶を廃棄するため、約120本の中身を室内で噴射、その後、手を洗うために給湯器のスイッチを押したとたん、爆発が起こったという経緯だそう。

消臭用スプレーに限らず、スプレーの類には現在、そのほとんどにLPガス(LPG)が使われています。LPGはブタン・プロパンなどを主成分とした液化した可燃性のガス。つまり、スプレー缶は、小さなプロパンガスボンベとも言えるものなんです。

昔はスプレー缶にもフロンガスが使われていましたね。フロンは燃えにくいのですが、オゾン層が破壊される(環境負荷が高い)ということで今は使われなくなりました。

桃野の手元にあるスプレー缶をみると、こういう表示になっています。

can2

室内で大量に使って引火したら危ないということを警告しています。今回の事故は給湯器の火から引火したようですが、静電気などでも引火する危険があるので、火の気が無いとしても室内で大量に使うのは危険です。

ということで、スプレー缶は室内で大量に使っちゃいけません!というのがまず大事なこと。

そして、廃棄する時にも注意を。

上記の写真上にも記載されていますが、中身は使い切って捨てること。時々、缶に穴を開けて中身のガスを抜こうとする方がいらっしゃるようですが、穴を開ける際に火花が飛んで中身のガスに引火する事故も報告されています。

環境省は、個人が家庭ごみとしてスプレー缶を廃棄する場合について「穴開けをしない方向が望ましい」と各自治体に要請しています。(2018.12.18、読売オンライン参照

ちなみに世田谷区では、スプレー缶のゴミ出しについては、以下のご案内。

■ガスボンベ・スプレー缶など危険なごみをごみ集積所に出す場合のお願い

・中身を使い切って捨てる、穴は開けない

・他の不燃ゴミと分ける

・カセットボンベなどと表示する

スクリーンショット 2018-12-21 19.20.36

スプレー缶の廃棄方法については「一般社団法人日本エアゾール協会」のサイトも参考にしてください。スプレー缶はLPGを使った可燃性の製品だということをお忘れなく。

 

トップへ戻る