DV(ドメスティック・バイオレンス)等支援措置。ようやく世田谷区は「加害者」と「加害者の弁護士」を同視する?

世田谷区議会議員、桃野よしふみです。

本日のブログはこれまでも取り組んできたDV等支援措置の件、昨日の決算特別委員会総括質疑でも取り上げました。

繰り返し議会で取り上げてきましたが、世田谷区は加害者から逃れるため、居場所を隠している(支援措置を受けている)DV被害者の住所を、加害者側弁護士に開示してもそれは間違いではない、という見解を維持しています。

区長も堂々と「加害者と加害者の弁護士は同視しない」とし、区役所幹部も「区長のいう通りです」という旨の答弁を繰り返しています。

桃野が主張してきたのは、それでは支援措置という仕組みが根本から成立しないということ。

例えば。

・Aさんは夫であるBから、度重なる暴力を受けていた。

・Aさんは、Bの暴力から逃れるために家を出て暮らしている。

・AさんはBに居場所を知られたくないため区に申し出て、区がAさんの住所をBに開示しないよう支援措置を受けた。

・世田谷区は、Aさんの住所をBには開示しないが、Bの依頼を受けた弁護士には開示しても問題ないとしている。

こういうケースでは、総務省は「Bの申し出と、Bの依頼を受けた弁護士からの申し出は同視して対応せよ」「住民票の写しが必要な場合、第三者機関から交付請求を受けて交付するなどの対応が望ましい(例えば裁判のために必要なら裁判所に直接送付するなど)」と各自治体に通知しています。

ところが世田谷区は支援措置で加害者弁護士に被害者の住民票の写しを交付するという大失敗をしながら、区長は非を認めず「加害者弁護士と加害者は同視しない、同視していたら住所を出すわけない」旨、堂々と発言しています。

これまで、何度も議会で取り上げてきて、昨日の質疑では、ようやく区は過去の失敗には触れてませんが「今後は加害者弁護士と加害者は同視して対応する」旨の答弁を出しました(この答弁すら、ややわかりづらいですが)。

■岡田副区長の答弁

3月に総務省から技術的助言として通知が発せられた背景を鑑み、加害者の依頼を受けた弁護士からの申し出を受けた加害者からの申し出と同視して拒否する、とする通知の内容を十分踏まえ、DV被害者の方の心の心情に寄り添った対応をしてまいります。

これまで「自分たちのやったことは間違いではない」と言い続けているわけですから、ギリギリの答弁ということだと思います。しかしこの小さな変化は、世田谷区の支援措置を正しいものしていくためのとっかかりのような気がしています。

質疑では加えて、桃野が提言し、機能整備が進んだ「配偶者暴力相談支援センター」について、いくつか新たな提案を行っています。それは次回のブログで。

■質疑の様子は動画でご覧ください。

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DV被害者が「区は自分を守ってくれている」と感じながら暮らせる世田谷区を作っていかなければなりません。

世田谷区議会議員、桃野よしふみです。

昨日に続いて、決算特別委員会の総括質疑より。

桃野がこれまで区に設置を求めてきた「配偶者暴力相談支援センター」(配暴センター)ですが、12月に、その機能が整備されることが決まっております。

桃野は住民基本台帳法上の支援措置を中心に、配偶者暴力(DV)にまつわる様々な問題を議会で取り上げてきましたし、少しでも世田谷区のDV対策、DV被害者支援が進むよう政策提言を続けてきました。配暴センター機能の設置へと進んできたことについては、まずは区の姿勢を高く評価したいと思います。

とはいえ、まだまだ不安な点がたくさんあることも事実。せっかく整備される配暴センターですから、この機に幾つかの提案を区に行いました。限られた質疑時間でしたので、今回は大きく以下6点。

・住民基本台帳法上の支援措置について、支援措置申出の際に「警察の証明」は必須とせず、配暴センターで証明するべき。

これまでは、支援措置を申し出できた方が、本当に支援措置が必要な方なのか、例えば「この人は本当にDV被害者なのか」ということについて区は、警察か東京都ウィメンズプラザの証明を持って判断していました。今回、世田谷区が配暴センターを設置するのだから、これは世田谷区で判断できる体制を作るべき。

当然、DVは暴力事件でもありますから、多くの場合、被害者の方に警察への相談を促すことは必要でしょう。しかしそれを支援措置を受けるための必須条件にするというのは違うのではないかということです。

・少なくとも区内での支援措置については、警察の証明は必要ないのでは。

世田谷区は「警察の証明は第三者性を担保するためのもの」と言っています。つまり世田谷区の方が他区であるX区に逃げた場合、X区に説明するのに世田谷区の説明だけでは客観性がないという主張。それもちょっとおかしな話だと思いますが、そうであるなら、区内の転居で配偶者から逃れている方の支援措置については、警察の証明は必要ないという仕組みでできるのでは。

・支援措置は一年ごとに更新の手続きをしなければいけない。更新時は警察の証明は不要で良いのではないか。

支援措置を受けている方の状況は多くの場合、一年で好転することはありません。DV被害者はDV加害者の影に未来永劫恐怖を感じながら暮らすという例も少なくないでしょう。一年ごとの更新でまた警察に言って現状を説明して証明をし直すことを必須にする必要はないのでは。更新手続きは役所の中で完結できるようにするべきではということ。

・配暴センターにワンストップ機能を。

DV被害者に対して必要な支援は住民票の交付関連だけではありません。例えば夫の暴力から逃れてきた専業主婦であれば、経済的な支援は必須でしょう。お子さんを連れていれば就学援助なども。こうした様々な支援を受ける際に、様々な部署をたらい回しにされたり、何日も時間がかかったりということが無いような仕組みをつくるべき。

各窓口で繰り返し「暴力を受け逃げている」という説明を繰り返すのは支援措置対象者にとって大きな負担であるということについても配慮が必要です。

・住民基本台帳法上の支援措置を受ける際の書類は直すべき。

現在、区が支援措置の中で使っている文書には「弁護士から住民票の写しを求められた場合は拒否できない」と、しつこいぐらいに記載されています。これは明らかに間違い。弁護士であってもDV加害者の依頼を受けた弁護士からの申し出は加害者からの申し出と同視して拒否しなければなりません。こういう文書を使っているから大失態の事務が起こる。すぐに直すべきです。

・DV被害者(支援措置対象者)は、自身が住民票の写しを受け取る際に不利益があるので改善を。

世田谷区では現在、住民票の写しの交付を受けるとき、窓口での交付は300円、役所にある証明書自動交付機を使うと250円、コンビニエンスストアでの交付は200円です。しかし支援措置対象者は自身の請求の場合であっても、窓口での交付しかできませんので、その費用を若干多く負担しなければいけない状況。これは被害者であるにもかかわらず、コストを背負わなければいけないという理不尽さです。これは改めるべき。

桃野の提案に対しての区側からの答弁は、「検討する」というレベルのものもありましたが、総じて本当の意味で「実現に向けて検討をしていく」というニュアンスを感じるものでした。桃野はこれからも引き続き検討状況を確認していきます。

DV被害者が、少しでも安心して(区は自分を守ってくれていると感じながら)暮らせる世田谷区を作っていかなければなりません。配偶者暴力相談センター機能の整備はその一歩。桃野は引き続き機能の充実に向けて取り組みを進めてまいります。

■質疑の様子は以下の動画でご覧ください。

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10/13(土)「桃野よしふみタウンミーティング」@三軒茶屋。「ツイッター炎上、区のトラブル」についても話します。

世田谷区議会議員、桃野よしふみです。

本日のブログはタウンミーティングのご案内。

10月13日(土)の10時より、三軒茶屋にて、「桃野よしふみタウンミーティング」を開催します。

三軒茶屋では久々の開催。みなさんのご参加をお待ちしています!

〜桃野よしふみタウンミーティング(区政報告会)〜

【参加無料】【お子様連れも歓迎】

★★【参加お申し込みはこちらからお願いします。”10月13日参加希望”と明記下さい】★★

■日時

10月13日(土)10時00分~11時30分

■場所

三軒茶屋駅直結、キャロットタワー5階、「世田谷文化生活情報センター・セミナールームB」

※以下の地図を参照下さい。

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現在、世田谷区は決算特別委員会の真っ最中。タウンミーティングが開催される10月13日(土)も会期中の週末となります。決算特別委員会での議論も含めて、世田谷区政の最新情報をお届けします。

具体的には。

・世田谷区職員による区営住宅不正入居事件、追及の最新情報

・桃野がこれまで取り組んできたDV(ドメスティック・バイオレンス)等支援措置に関連して「配偶者暴力センター機能」の整備実現など

・「ブラック校則をなくそう!」、取り組み状況

・ツイッターなどで大きな話題になった「漫画家の山本さほさんが、世田谷区と仕事をした際のトラブル」について。

この件については、区のホームページで10月5日に区長がお詫びのコメントを出していますが、桃野の事実確認に基づく情報についても皆さんにお話ししたいと思っています。

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その他、世田谷区政の最新情報を。

そしてもちろん今回も、できる限り皆さんからのご意見やご質問を承ります。忌憚ないご意見をお寄せください。

皆さんのお越しをお待ちしています!

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10月13日(土)は「桃野よしふみタウンミーティング」→18時からは秋開催となった「世田谷区たまがわ花火大会」です

世田谷区議会議員、桃野よしふみです。

昨日のブログでご案内しましたが来週土曜日(10/13)は「桃野よしふみタウンミーティング@三軒茶屋」10時スタート。皆様のお越しをお待ちしています。

さて、同日の夜は「第40回世田谷区たまがわ花火大会」です。

世田谷の花火大会といえば、毎年8月20日前後の週末に開催されていたのですが、今年は10月と季節をずらしての開催。

昨年は雷雨で大混乱の中の中止、落雷で怪我をする方も出てしまったということもあり、夏の天気が不安定な時期を避けての開催へ変更。10月は8月に比べて日没時間も遅いので、開催時間は前倒しです。

・2017年の花火大会→8月19日(土)、19時から20時

・2018年の花火大会→10月13日(土)、18時から19時

毎年、花火終了後の二子玉川駅周辺は大混雑なのですが、今年は「花火終了してから食事か買い物かして帰ろう」という方もいるんじゃないかな。人の流れが分散されて駅の混雑も少しは緩和されるのではないかと期待しています。

この週末も台風25号が日本列島を縦断中。さすがに10月中旬になれば台風の影響は無いとは思いますが、あとは天候に恵まれることを祈っております。(午前中は桃野のタウンミーティングもある!)

桃野は例年通り、会場付近ではなく、少し離れたところで静かに花火を楽しもうと思っています。そして花火大会翌日は、これも例年通り、河川敷での清掃活動に参加予定。当たり前ですけど花火の燃えかすがそこらじゅうに落ちてますから、きちんと拾って綺麗な河川敷に戻したいと思います。

■写真は世田谷区のHPより。

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多くの方が政治や政治家に失望していたとしても、その失望を希望に変える力を持っているのは有権者の一票だけです。

世田谷区議会議員、桃野よしふみです。

議員をチェックするのは有権者です。我々は、選挙を通じて、有権者の方の評価と向き合い、その評価は絶対。

と、当たり前のことから書き始めましたが、今朝の読売新聞の記事の中で目に止まって、早速移動中に購入した本がこちら。

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まだ読み始めたばかりですが、つかみの部分に記されているのは「民主主義が危機にさらされるのは、かつては武力(クーデーターなど)によってであったが、現代の民主主義の危機は選挙から始まる」ということ。民主的なルールのもと、選挙で選ばれたリーダーによって、非民主的な独裁政治が行われてしまうという話。

具体的な政治指導者の顔が浮かぶ人も多いのでは。

著者の言わんとしていることは、一国の首脳であっても、地方自治体の首長であっても、同じだと思います。

桃野は、民主主義を信じ、区民の声をできる限り聞きたいと思っていますし、またそういう場でこちらからもお話ししながら、双方向のコミュニケーションをとりたいと思っています。その手段の一つとして朝、駅に立ったり、タウンミーティングを開催したり。

そうした機会を通じて、又メール、ファックス、お電話、お手紙などで様々ご意見をいただくことがありますが、今日は「民主主義の死に方」を手にしたそのあとに、不思議とその本を手に取ったこととシンクロするようなメールが届いていました。

個人情報などに配慮して要約すると以下のような内容。


世間では、国民は政治と政治家に失望しており、期待していない、とよく言われますが、
私は、それは間違いで、正しくは、「政治の本当の力をまだ見ていないだけ」なのだと思います。

まだ一度も、まっとうな政治家が正しく脚光を浴びていないから、失望以前に、良い政治を知らないだけです。当事者として良い政治に触れることができれば、政治が人を救うことの意味と価値を実感して、政治に期待する人が、この先も、じわじわ増えて広がっていくのだと思います。

みんな本当は、知性と品格を備えた政治家の出現を切望しています。

励まされる言葉です。

多くの方が政治や政治家に失望していたとしても、その失望を希望に変える力を持っているのは有権者の一票一票しかありません。お一人お一人の有権者が(私もですが)、 政治を冷静に見つめ、その武器を行使してこそ成立するのが民主主義です。

先進事例「みなとたばこルール」を挙げながら政策提言をしてから2年。「世田谷区たばこルール」スタートしました。

世田谷区議会議員、桃野よしふみです。

世田谷区議会は現在、決算特別委員会の会期中。

決算委員会の中でも質疑が出ていますが、世田谷区では、この10月から「世田谷区たばこルール」がスタートしています。

桃野は、これまで何度も受動喫煙対策について議会で取り上げてきました。

例えば。こちらは過去ブログ。

たばこの煙にさらされたくない人が、その害から守られる社会をつくるために。「世田谷区たばこルール」の策定について

特に他自治体の先進事例として「みなとたばこルール」を取り上げ、世田谷区でも受動喫煙対策を前に進めるべきだと提言したのが、2016年10月4日。

それから2年後、2018年10月に「世田谷区たばこルール」がスタートしました。

平成30年10月1日より世田谷区内全域の道路・公園を禁煙とします

・区民等(区内に住んでいる人、働いている人、訪れる人)は、区内全域の道路、公園(身近な広場を含む)では、指定喫煙場所を除き喫煙をしてはならないものとします。

・区民等は、道路、公園以外の屋外で喫煙する場合には、公共の場所にいる区民等へのたばこの煙による迷惑防止に配慮することとします。

・区民等は、区内全域で喫煙禁止である道路、公園はもとより、それ以外の屋外の公共の場所及び公開空地(日常一般に開放され、歩行者が自由に通行し、又は利用することができる敷地をいう。)においても、歩きたばこ(自転車乗車中を含む)はしないよう努めるものとします。

・事業者は、公共の場所にいる区民等へのたばこの煙による迷惑防止を図るため、その有する敷地内において、灰皿の撤去、移設、適切な喫煙場所の確保等の環境整備、ルール周知の協力に努めるものとします。

区は、道路、公園、公共の場所等に指定喫煙場所を整備するとともに、要件を満たす民間の喫煙場所を指定喫煙場所に指定します。

今回の「世田谷区たばこルール」には罰則規定はなく、どう実効性を持たせるかは課題となりますが、これまでの世田谷区の受動喫煙対策からすれば大きな前進です。

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風景は、そこに生活する人々のまちへの愛着を深め、地域の個性や価値観を形成するもの。そして貴重な共有の財産。

世田谷区議会議員、桃野よしふみです。

世田谷区議会は現在、決算特別委員会の会期中。

世田谷区議会の場合、決算特別委員会は「領域別」に質疑が行われる仕組みになっていまして、明日は「都市整備領域」です。

桃野は先日の「総括質疑」に続いて、明日の「都市整備領域」で質疑を行う予定。

我々の会派「無所属・世田谷行革110番・プラス」に与えられた時間は朝一番の10時からですが、冒頭、同じ会派の田中優子議員が9分間の質疑を行う予定で、続いて桃野は、10時9分から10時32分までの23分間、質疑を担当する予定です。

質疑の様子は、世田谷区議会のサイトからインターネット中継でご覧いただけます。パソコンの他、スマホやタブレットでもご覧いただけますので、是非ご注目ください。

世田谷区議会インターネット中継

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明日は、幾つかのテーマで質疑を行う予定ですが「メインテーマ」に据えようと考えているのが「景観まちづくり」について。

これまで世田谷区議会では、議員側から活発に意見が出てこなかったテーマですが(議事録を過去までさかのぼってはいませんが、少なくとも私が区議会議員になってからは議会で活発に意見が出たことは無い)、明日は先ず「世田谷区風景づくり条例」に基づく「風景づくりのガイドライン」などを取り上げ、政策提言を行おうと思っています。

世田谷区風景づくり条例。

その前文には大変良いことが書いてあるんです、実は。

 私たちのまち世田谷は、武蔵野台地に広がる成熟した住宅地、豊かに流れる多摩川、多摩川から野川沿いに続く緑の国分寺崖(がい)線、世田谷の原風景とも言える農の風景、歴史が織り込まれたまち、にぎわいのあるまちなど人々の生活や文化に根差した個性的で、多様な都市風景を形づくっている。 風景は、風土と文化や歴史の表れであり、そこに生活する人々によって創造され、受け継がれてきたものである。それゆえ風景は、そこに生活する人々のまちへの愛着を深め、地域の個性や価値観を形成するものであり、そこに生活する人々の貴重な共有の財産である。
 世田谷においては、旧玉川村における全円耕地整理事業、成城に代表される住宅地の開発など、 世田谷の将来を見据えた先人たちの取組によって築かれた緑豊かな住宅地としての風景を受け継ぐとともに、昭和50年以降は、様々な機会を通して、子どもたちも含めた多くの区民や事業者の参画により、風景づくりを進めてきた。今後も、次代を担う子どもたちがふるさと世田谷に愛着と誇りを持てるように、更に風景づくりを進めていくことが、私たちの役割である。
 ここに、区民、事業者及び区は連帯し、かつ、協働して、先人たちがはぐくんできた自然や歴史的、文化的遺産を継承しつつ、新たな都市風景を形成し、創造していくことを確認し、風景づくりを進めることを目指して、この条例を制定する。

(引用以上、強調筆者)

良好な住宅地、賑わいのある街、豊かなみどりと水、こうしたまちづくりの資源を生かしながら調和のとれた風景がつくりだせるよう、取り組んでいきたいと思っています。

「住み心地の良い世田谷」のためには、広告物を周囲の風景と調和したものに変えていくことも大事な施策です。

世田谷区議会議員、桃野よしふみです。

世田谷区議会は現在、決算特別委員会の会期中。

本日のブログは、決算特別委員会「都市整備領域」での桃野の質疑から。

今回は大きく3つのテーマを取り上げました。

・世田谷区の風景づくりについて

・喜多見駅前、道路用地における迷惑駐輪について

・区道が不法占拠されていることについて

今日は一つ目「世田谷区の風景づくり」についてご報告します。

戦後、主要都市の多くが焦土となってしまった、もしくは大きな痛手を負ってしまった我が国は、昭和30年代の「高度経済成長期」と呼ばれる過程を経て経済的な豊かさを手に入れてきました。

その間、まちづくりの主眼となったのは「都市の急拡大における安全性の確保」や「新たな住宅供給」で、「地域の個性や快適性」は後回しになってきたと言えるでしょう。

それが昭和40年代になると国民の価値観に少しずつ変化が生まれてきます。「行きすぎた開発」や「地域のシンボルとなる資源の喪失」に対して社会的な関心が高まり、国会では「古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法」が成立するのもこの頃。

昭和50年代には、横浜市や神戸市など景観まちづくりの先進自治体と言われる自治体が出て来て、続いて平成に入ると「景観条例」を制定する自治体が急激に増えていきました。世田谷区もこうした流れの中で、平成11年に「風景づくり条例」を制定しています。

世田谷区風景づくり条例。

その前文には、こんなことが書いてあります。(一部抜粋)

「私たちのまち世田谷は、武蔵野台地に広がる成熟した住宅地、豊かに流れる多摩川、多摩川から野川沿いに続く緑の国分寺崖(がい)線、世田谷の原風景とも言える農の風景、歴史が織り込まれたまち、にぎわいのあるまちなど人々の生活や文化に根差した個性的で、多様な都市風景を形づくっている。 風景は、風土と文化や歴史の表れであり、そこに生活する人々によって創造され、受け継がれて きたものである。それゆえ風景は、そこに生活する人々のまちへの愛着を深め、地域の個性や価値観を形成するものであり、そこに生活する人々の貴重な共有の財産である。

桃野は、これ、とても良いことが書いてあると思うのですが、一方で、世田谷区の風景づくりもまだ道半ば、世田谷区民の多くがこれは区民の共有財産だと愛着を持っている風景というのは確立されていないのではないかと思いますし、引き続き、こうした課題について行政と議会がともに取り組んでいかなければいけないと考えています。

そして、この「世田谷区風景づくり条例」、今年3月に一部改正が行われています。

大きな改正点は「世田谷区内を走る都道、環状七号線、環状八号線に面する敷地内に屋外広告物(例えば看板)で表示面積の合計が10平方メートルを超えるものを設置、または表示内容を変更するときは世田谷区の示す「風景づくりガイドライン」に基づく区との事前協議が必要となりました。

要は、広告物の色彩や大きさ・位置、デザインについて周辺の風景との調和に配慮してくださいということ。

例えばこんなイメージ。

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7月1日以降の許可申請を対象に、事前協議が始まりましたが、区の答弁によると、これまで6件の事前協議が行われ、事業者の皆様にも区の風景づくりの取り組みを理解していただきながら良いスタートが切れているようです。

当然、今後も協議が好調に推移し、風景と調和した広告物が増えていってほしいなと思うのですが、一方で事前協議が行われない環状七号線、環状八号線以外の地域の広告物、また許可申請が必要のない10平方メートル以下の広告物についてどう周囲との調和を生み出していくかは課題。

特に世田谷区の多くの面積を占める住宅地では、小規模店舗や時間貸し駐車場の意匠なども風景づくりに大きな影響を与えます。

例えば、こういう風景↓を、

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こういう風景↓に。

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これまで区は、事前協議が必要な環状七号線、環状八号線以外の部分には、ほとんど施策を投入していないことが質疑で明らかになりました。

例えば駐車場の看板を例にとっても、区の方から大手駐車場チェーンに出向いて、世田谷区の風景づくりにご理解をいただくよう話をすることも必要でしょう。

その他にも、建物を建築する時に区に提出する確認申請図書の審査や、建築に伴う許可の審査を担当する建築確認課などと連携し、多くの方に世田谷区の風景づくりガイドラインにご理解を求めるなど、区の縦割り行政(所管)にとらわれることなく、やれることもあるはずです。

桃野は今回の質疑の中で、風景づくりのためには、区の職員がもっと外に出て事業者と話をするなどのアクションも含めて、提案を行っています。

区民にとっての「住み心地よさ」のためには、広告物を周囲の風景と調和したものに変えていくことも大事な施策だと考えています。

■質疑の様子を是非こちらの動画でご覧ください。

 

桃野よしふみタウンミーティング。筋書きのない質疑、意見交換は楽しい。皆様のご意見、区政発展に活かしてまいります!

世田谷区議会議員、桃野よしふみです。

今日は「桃野よしふみタウンミーティング@三軒茶屋」を開催。

貴重な週末に桃野のタウンミーティングに足を運んでいただける方々には、心より感謝です。

そして、タウンミーティングの運営にご協力いただいているボランティアスタッフの皆さんにも感謝。

前回に続き今回も車座形式での開催です。やっぱり、こちらの形の方が皆さん活発に意見を出していただけますね。

桃野からは、これまで取り組んできた「DV(ドメスティック・バイオレンス)問題」に関連して、世田谷区でも「配偶者暴力センター機能」が整備されることになったこと。「世田谷区の区立中学校からブラック校則をなくそう」の取り組み。「区職員による区営住宅不正入居事件」のその後。世田谷区が引き起こした「まんがワークショップでのトラブル」について。区政報告という形でお話をさせていただきました。

皆さんからは、世田谷区役所の組織の緩みに対する懸念、信賞必罰で職員のやる気、モラルを向上させなければいけない、などなどご意見を頂きました。

その後は、参加者の皆さんから様々質問が出たのですが、今日一番長い時間質疑になったのは「町会・自治会のあり方」「行政と町会・自治会との関係における課題」などなど。

参加者の中に、町会・自治会がつくられた歴史的経緯、現在の事情、加入率の推移、行政からの補助金の仕組みなどなど非常に詳しく調査をされている方がいて、質疑も盛り上がりました。

日常生活に非常に近いところにある町会・自治会ですが、関心がない方はほとんど関心がない、でも色々と知られざる課題があるということで、やはり地方議員の考えるべき問題ですね。

桃野も、普段から地元の町会・自治会の皆さんとは共に活動していますので、提起された課題の中には「それ、わかります!」というものも。具体的にいうと、本来行政がやるべき仕事の「代行」みたいなことを一部の方の善意、ボランテイア精神で成り立たせているところがあるんですよね。それも高齢化や担い手不足で、一部の方への負担がかなり大きい。

一方で、桃野の知る範囲では「それはあまり聞いたことない課題だな」というものもあって、それは新たにアンテナを高くしておかなくてはいけないなと思う部分も。もちろん町会・自治会それぞれ違うというのもあるとは思いますが。

何れにしても今日も多くの方に発言をしていただき、双方向の意見交換ができて楽しかった。皆さんから頂いたお話は、区政発展のためにしっかり活かしてまいります。

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昨日は多摩川の花火大会。そして今朝は恒例の「多摩川クリーン作戦」(清掃活動)へ。

世田谷区議会議員、桃野よしふみです。

昨日は、多摩川の花火大会。

昨年は夏のゲリラ豪雨で大混乱の中、開催直前に中止決定という惨事もあり、今年は秋の開催に。

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↑写真は世田谷区のサイトから。一昨年の花火かな。

桃野は例年通り、打ち上げ会場周辺ではなく、自宅周辺で花火を鑑賞。

そして一夜明けて本日は、これも恒例、河川敷の清掃活動へ。

ところが朝はあいにくの雨。

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ということで、雨合羽に身を包み、ザックにはレインカバーをかけ、ママチャリに乗って多摩川の河川敷へ。

雲間から光は差しているんだけどなぁ。。。

ほとんど上りかけてるんだけどなぁ。。。

という状況で河川敷に到着。

多くの方が受付テント前に集まっています。

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そして、受付を済ます頃には、雨が上りました!よかった。

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河川敷は、水とみどりに親しむことができる貴重な場所であり、普段は野生の生き物たちの棲家です。

花火を楽しんだ後は綺麗にしないと。

ということで、桃野も合羽を脱ぎ、地域の皆さんと一緒にゴミ拾い。

有料観覧席があった場所かな。お弁当の食べ残し?こぼしたもの?残飯のようなものや、ビニール袋の切れ端、箸袋などが散見される状況。

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風向きの関係?桃野が清掃を担当したエリアの関係?一昨年(昨年は花火大会も清掃活動も中止)よりも拾えたゴミの量は少なかったですが、あたり一面は綺麗になって、こちらも清々しい気分になりました。また来年も花火を楽しんで、その後の清掃活動も楽しみたいと思います!

 

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