文科省の調査によると、福島県から避難した児童・生徒に対するいじめは199件。大人は果たすべき役割を。

世田谷区議会議員、桃野よしふみです。

文部科学省が、福島県から避難している児童・生徒へのいじめについて調査をしていました。

文科省の調査によると、東京電力福島第1原発事故で福島県から県内外に避難した児童・生徒に対するいじめは、今年3月までに199件。そのうち13件を東日本大震災や原発事故に関連するいじめとのことです。

加えて、事実関係を確認中のいじめが5件あるそう。

「福島へ帰れ」と言われた児童が転校した。

「放射能が付くから近づくな」と言われた。

小学校時代に「放射能」とあだ名をつけられた。

こういった例が挙げられています。

<文科省>震災・原発いじめ13件…福島避難者計199件】(yahooニュース)

もちろん、「いじめ」は許されることではありません。

その一方、いじめる側の意識は「冗談」のつもりであったり、悪く言っても「からかい」程度の軽い気持ちであることも少なくないでしょう。

子どもって、時に無邪気に残酷な面を見せることがあります。

でも、こういう行為は、無知から来ることが多い。

例えば、津波で全てのものが破壊された荒涼たる景色を見た人間であれば、被災した人々にそれをネタにした冗談など言えるはずがありません。

原発事故による避難にしても、当時何が起きて、未だどういった影響を受けているのか。それを知れば「放射能がうつる」などといった言葉を当事者にぶつけられるはずがありません。

差別もそう。いじめもそう。

子どもがいじめなどを起こさぬよう、大人には教える、伝えるという大切な役割があります。

 

 

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