この4月から世田谷区立図書館における初の試みがスタート。民間活力導入による区民サービス向上なるか。

世田谷区議会議員、桃野よしふみです。

「平成28年度 世田谷区立図書館 についての アンケート調査結果」(平日と土曜日を分けて来館者調査を実施)を見ると、世田谷区立図書館の利用頻度で、平日調査で最も多いのが「月に2~3回程度」で 33.7%、続いて「週に1~2回程度」33.1%。回答者の半数が週に1回 程度以上図書館を利用しているとの結果でした。

土曜日の利用頻度では、最も多いのが「月に2~3回程度」 38.0%、続いて「週に1~2 回程度」 34.6%。回答者の 42.4%が週に1回程度以上図書館を利用 しているとの結果でした。

調査日当日の主な利用目的は、平日、土曜日とも「趣味娯楽や余暇の時間 を過ごす」が4割近くで最も多く、「日常生活に必要な実用知識を得る」と「仕事のた めの情報や知識を得る」がともに1割以上で続きます。

図書館は、知識や興味の幅を広げるきっかけを与えてくれたり、誰でもが調査や研究に取り組める場であったりと、地域の方々の知的な活動を支える場であってほしいと切に願います。

さて、図書館も時代の変化に合わせて常に進化していかなければなりません。

世田谷区立図書館は全部で16館(加えて、三軒茶屋と二子玉川には図書館カウンターがあります)がありますが、そのうちの一つ「経堂図書館」がこの4月より「指定管理者制度」によりリニューアルしました。

※指定管理者制度とは
それまで地方公共団体やその外郭団体に限定していた公の施設の管理・運営を、株式会社をはじめとした営利企業・財団法人・NPO法人・市民グループなど法人その他の団体に包括的に代行させることができる(行政処分であり委託ではない)制度である。
wikipediaより)

簡単に言うと「公共施設」を「民間事業者」が管理運営する仕組み。

民間活力導入によって、期待される効果は以下。

・利用者に提供されるサービスの質が向上すること

・管理運営経費が削減されること

ちなみに、世田谷区で初の試みの指定管理者には「世田谷TRCセンター」(文京区大塚)が選定されました。区から支払われる指定管理料は約9,900万円/年です。

経堂図書館では、4月1日から次のようなサービスが加わります。

(1)はっぴいハンドメイドの展示・販売
世田谷区内の障害者施設でつくられた品物(マッシュポテトや文庫本カバーなど)の展示、販売。

(2) ブッククリーン(書籍消毒機)の設置
利用者の方が自由に使える、本の殺菌・洗浄のセルフサービス機を設置。

(3)デジタルサイネージの活用による情報発信
 館内に掲示していた案内などの情報を、液晶画面で見やすく表示し、図書館の利用案内他、様々な情報をリアルタイムに発信。

(4)外観のリニューアル
主に施設の正面入口付近について、壁の色彩変更や植栽による緑をとりいれ、立ち寄りやすい雰囲気を演出。

区立図書館における指定管理者制度の導入は、先ずは経堂図書館からスタートし、今後は導入効果等の検証を進めることになります。

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